こんにちは、みっつです。
阪神タイガースは巨人に次いで、2番目に誕生した歴史ある球団です。その阪神タイガースの長い歴史のなかで、背番号6番を付けた選手は、2018年のシーズン終了時点で13名です。そして監督として1名、阪神タイガースの背番号6番をつけています。
私にとって阪神タイガースの背番号6番といえば、選手としても監督としても背番号6番をつけた金本知憲さんです。
広島東洋カープからプロ野球人生をスタートさせ、輝かしい成績を収め阪神タイガースに移籍、いつの間にか阪神タイガースの顔のような存在になっていました(^_^;)
広島東洋カープファンである私には、阪神タイガースに行っても活躍してくれるのは嬉しいのですが、広島戦では打たないでくれと願う、といった矛盾に悩んだものです(^_^;)
今回は、阪神タイガースの背番号6番をつけた選手を特集していきます。背番号6番をつけた全13選手と1監督のご紹介と、私が選んだ阪神タイガースの背番号6番をつけて活躍した3選手をご紹介しますね!
■目次(クリックすると飛びます)
歴代の背番号6番を背負った選手をご紹介
まずは阪神タイガースの背番号6番を付けた、歴代の選手と監督を一挙にご紹介しますね。
年 度 | 年 数 | 球 団 名 | 選 手 名 |
---|---|---|---|
1936年~1939年 | 4年 | 大阪タイガース | 景浦将選手 |
1940年~1942年 | 3年 | 阪神 | 空白 |
1943年 | 1年 | 阪神 | 景浦将選手 |
1944年~1945年 | 2年 | 阪神 | 空白 |
1946年~1949年 | 4年 | 阪神~大阪タイガース | 富樫淳選手 |
1950年~1951年 | 2年 | 大阪タイガース | 田宮謙次郎選手 |
1952年~1953年 | 2年 | 大阪タイガース | 真田重男選手 |
1954~1956 | 3年 | 大阪タイガース | 小山正明選手 |
1957年 | 1年 | 大阪タイガース | 西出佐夫郎選手 |
1958年~1960年 | 3年 | 大阪タイガース | 星山晋徳選手 |
1961年~1964年 | 4年 | 阪神タイガース | 石田博三選手 |
1965 | 1年 | 阪神タイガース | ハンベルト・フェルナンデス選手 |
1966年~1984年 | 19年 | 阪神タイガース | 藤田平選手 |
1985年~2001年 | 17年 | 阪神タイガース | 和田豊選手 |
2002年 | 1年 | 阪神タイガース | デリック・ホワイト選手 |
2003年~2012年 | 10年 | 阪神タイガース | 金本知憲選手 |
2013年~2015年 | 3年 | 阪神タイガース | 空白 |
2016年~2018年 | 3年 | 阪神タイガース | 金本知憲監督 |
こうして見ると、藤田平選手の19年、和田豊選手の17年、金本知憲さんの選手・監督と合わせて13年というのが際立っていますね!
阪神タイガースの背番号6番は、この3人によって形成された、といっても過言ではないかもしれません。次に、私が選んだ阪神タイガースの背番号6番をつけて活躍した3選手をご紹介したいと思います。
三冠王を3回も達成した落合選手を始め、多くの強打者が背番号6番をつけて活躍しました。詳しくはこちらからどうぞ
⇒野球で背番号6番はどんな意味がある?プロとアマチュアで徹底研究 !
背番号6番をつけて活躍したベスト3名をご紹介
話の流れから言って、このコーナーで紹介するのは、この3人しかいませんね(^_^;)改めて紹介したいと思います。
- 金本知憲さん
- 藤田平選手
- 和田豊選手
この3名の経歴をご紹介しますので、是非参考にしてください。
金本知憲さん
生年月日 1968年4月3日
出身地 広島県
投/打 右/左
プロ野球歴
広島東洋カープ(1992年~2002年)
阪神タイガース(2003年~2012年)
タイトル 打点王1回
表彰 年間MVP1回
私の独断と偏見で、阪神タイガースの背番号6番をつけたベスト1には、金本知憲さんを選ばせて頂きました。生え抜きの2選手を抑えての1位、阪神タイガースファンに怒られてしまうかな(^_^;)でも、監督と選手両方で背番号6番をつけたという事で、許してもらいましょう(笑)
金本選手は広島カープに所属していた11年間は背番号10番をつけていました。しかし、FA宣言により阪神タイガースへの移籍をきっかけに、背番号6番を付けます。
阪神タイガースで背番号10番をつけなかった理由としては、藤村富美男選手の永久欠番であったことが理由です。
金本選手は広島時代に、打率3割以上・本塁打30本以上・盗塁30回以上のトリプル・スリーを記録するなど、打って走れる4番バッターとして、すでにスター選手でした。
金本選手は1492試合フルイニング連続出場の記録を持っており、生え抜き選手ではなくても、阪神タイガースを代表する選手として記憶に残っています。
その金本選手の語り継がれる逸話といえば、「片手打ち」があります。2004年7月、金本選手は中日の岩瀬投手から左手首に死球を受け、軟骨剥離骨折をします。しかし、その翌日の巨人戦に出場をすると、右手一本でスイングし、2安打の離れ業を見せました。
連続試合フルイニング出場の日本記録が迫っていた金本選手は、痛くてグローブもはめられない状態での強行出場でした。
さらに、金本選手の驚くことに、ケガしてから1カ月間の打率が.390の高打率をマークするなど、まさに「鉄人」と呼ばれるに相応しい選手でした。
2012年のシーズンをもって現役引退をした金本さん、2016年から監督として復帰しましたが、正直言って私はまさか!と思いました。
阪神タイガースで10年間の現役生活を過ごしたとはいえ、元々は広島東洋カープで活躍した選手だし、コーチとか指導者の経験もなく監督というのが理由です。
でも、それだけ阪神タイガースの球団からは信頼が厚かった、という事でしょうね。監督としては4位、2位、6位という成績に終わり、2018年シーズンをもって監督から退きました。
藤田平選手
生年月日 1947年10月19日
出身地 和歌山県
投/打 右/左
プロ野球歴
阪神タイガース(1966年~1984年)
タイトル 首位打者1回
表彰 ダイアモンド・グラブ賞3回
藤田選手は巧打者のイメージが強い背番号6番の選手のなかでも、まさにヒットメーカと呼べる選手です。阪神タイガースの生え抜き選手では、最初に2000本安打を達成し、名球界入りも果たしました。
藤田選手はミートに優れた選手で、1978年には208打席連続無三振の日本記録を樹立しています。ちなみに、この記録はイチロー選手に抜かれるまで、19年間も破られることのない記録でした。
また、1981年には巨人の篠塚選手と首位打者争いを繰り広げ、シーズン最終戦にまでもつれ込みました。結局、藤田選手は最終戦にヒットを放ち、わずか1厘差で、初の首位打者に輝いています。
ただし、藤田選手は阪神ターガース一筋に19年間の選手生活を送りましたが、結局一度も優勝を味わうことが出来ませんでした。
あまり良い話ではないのですが、私が藤田平選手で一番印象に残っているのが、1982年8月31日、横浜スタジアムでの大洋ホエールズとの一戦です。
藤田選手が打ったボールがファウルと判定された事に腹を立てた阪神タイガースのコーチが、審判に暴行を働くという信じられない出来事が起こってしまったのです。
この事件は阪神タイガースファンだけでなく、プロ野球ファンを悲しませてしまいました。
当ブログで紹介していますので、詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
⇒プロ野球の退場!ルールや処分の内容・ビックリな退場をご紹介!
和田 豊選手
生年月日 1962年9月2日
出身地 千葉県松戸市
投/打 右/右
プロ野球歴
阪神タイガース(1985年~2001年)
タイトル 最多安打1回
表彰 ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞3回
和田選手は、引退した藤田平選手の背番号を6番を引き継いだ選手です。和田選手も藤田平選手と同様に、阪神タイガース一筋に内野手として活躍をし、通算1,739本の安打を放った巧打者です。
日本大学の4年生時には、ロサンゼルスオリンピックに出場し、金メダルを獲得しています。その翌年に、阪神タイガースに入団をすると、控え選手ながらいきなり日本一を経験する、ラッキーボーイでもありました。
入団4年目にレギュラーに定着をすると、当時のプロ野球記録となる56犠打を放ち、脇役として堅実なプレーを見せました。また守備は、入団当初こそ遊撃手でしたが、久慈選手の加入により二塁手として定着しています。
堅実なプレーで423守備機会連続無失策の記録も残し、ゴールデングラブ賞にも3回輝きました。
阪神タイガースの背番号6番の傾向とは?
プロ野球界で背番号6番は、三冠王を獲得した落合博満選手をはじめ、強打者や好打者のイメージが強くあります。
阪神タイガースにおいても、トリプル・スリーを達成した金本選手のように、強打者や巧打者がつける番号である傾向です。
阪神タイガースの初代背番号6番は、投手と併用ながら野手で慣らした、強打の景浦選手でした。その後、投手の小山選手が背番号6番を付けましたが、1966年以降は主に3人の選手が、長くその番号を背負いました。
それは、主な3選手でもご紹介した、藤田平選手が19年、和田選手が17年、そして金本選手が監督時代も含めた13年になります。3人の選手ともに、阪神タイガースの歴史に残る、強打・巧打の選手でありました。
当ブログでは、他にも阪神タイガースに関しての話題を提供しています。ご覧になってみてくださいね。
⇒阪神タイガースの話題
他にも野球に関する話題を多数お届けしています。よろしければご覧になってみてください。
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背番号別の特徴に関しての話題を提供しています。よろしければご覧になってみてくださいね。
⇒背番号別の特徴
まとめ
今回は、阪神タイガースの背番号6番について特集しましたが、いかがだったでしょうか?他の球団と同じように、阪神タイガースでも背番号6番は強打者がつける番号という傾向がわかりましたね。
藤田平選手、和田豊選手、金本知憲選手という背番号6番をつけて大活躍した、偉大な選手に負けないような素晴らしい選手が、背番号6番をつけて大活躍する事を願ってやみません。
最後までお読み頂き大感謝!みっつでした。