【準優勝おめでとうございます!】星稜高校野球部!2019年のメンバーや監督・試合結果をご紹介

高校野球

こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです!

石川県の金沢市にある星陵高校は、春夏合わせて32回もの甲子園出場を果たし、野球の強豪校として全国に名が知れ渡っています。

2019年の春の甲子園にも出場、その後の石川県大会と北信越大会も制し、夏の甲子園にも石川県代表として出場、準優勝に輝きました。

今回は、星陵高校の野球部について特集していきます。2019年のメンバーや戦績、監督をご紹介します。さらに、甲子園での成績やプロ野球に入った主な選手もご紹介しますので、楽しみにしてくださいね。




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今回ご紹介するにあたって、学校のホームページなどで出来るだけ正確な情報を心がけて調べてみましたが、一部不明な点や間違っている可能性もあります。
あくまでも参考情報としてご覧ください。

■目次(クリックすると飛びます)

星陵高校の2019年メンバーをご紹介!

まずは、2019年夏の甲子園の登録メンバーをご紹介いたします。

背番号名前学年ポジション出身中学校中学時の所属チーム
1奥川恭伸選手3年生投手石川県 宇ノ気中中学軟式野球
2山瀬慎之助選手3年生捕手石川県 宇ノ気中中学軟式野球
3福本陽生選手3年生内野手東京都 世田谷緑丘中東練馬シニア
4山本伊織選手3年生内野手神奈川県 高津中東京神宮シニア
5知田爽汰選手2年生内野手石川県 星稜中中学軟式野球
6内山壮真選手2年生内野手石川県 星稜中中学軟式野球
7有松和輝選手3年生外野手石川県 星稜中中学軟式野球
8東海林航介選手3年生外野手石川県 星稜中中学軟式野球
9岡田大響選手3年生外野手石川県 星稜中中学軟式野球
10寺沢孝多選手3年生投手石川県 星稜中中学軟式野球
11萩原吟哉選手2年生投手石川県 星稜中中学軟式野球
12竹村紘人選手3年生外野手石川県 金沢野田中金沢ヤングブルーウェーブ
13大高正寛選手3年生外野手石川県 星稜中中学軟式野球
14寺西成騎選手2年生投手石川県 根上中中学軟式野球
15鈴木快明選手3年生捕手石川県 布水中中学軟式野球
16新保温己選手3年生内野手石川県 星稜中中学軟式野球
17高木 宏望選手2年生内野手石川県 星稜中中学軟式野球
18今井秀輔選手2年生外野手石川県 紫錦台中金沢リトルシニア

甲子園常連校の星陵高校ですが、意外と他の県からの選手は少なく、ほとんどが地元の中学の選手で構成されています。

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私のイチオシ!2年生にしてドラフト候補の内山選手って?

私のイチオシ選手は、2年生の内山壮真選手です。そこで、内山選手のこれまでのスバ抜けた経歴をご紹介します。

内山選手の中学時代は、地元の星陵中学でプレーをしました。チームの中心選手として、2年連続で日本一の栄光に輝きます。

その活躍が認められて、内山選手はU15の日本代表にも捕手として選出されます。日本代表でもチームの要として活躍し、見事にアジア選手権で優勝を果たしました。

特にアジア選手権では、本塁打を打つなどの活躍から、ベストナインにも選ばれています。

その後、星陵高校に進学をした内山選手は、1年生の春から背番号が与えられると、春季大会から20試合連続安打を記録しました。

さらに、新チームとなった1年生の秋には、チームの4番打者に抜擢され、明治神宮大会で大暴れします。大先輩の松井選手を彷彿させるような、そのバッティングセンスは、早くもプロ野球のスカウトが注目をする逸材の選手です。

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2019年チームの公式戦の戦績

次に星陵高校野球部2019年チームの、初めての公式戦となる2018年秋季大会から、2019年夏の甲子園までの戦績をご紹介します。

日付大会名何回戦対戦相手スコア備考(県大会出場決定など)
2018年9月14日 2018年第139回北信越地区高等学校野球石川県大会2回戦金沢錦丘高校○6-0
2018年9月17日3回戦野々市明倫高校○8-0
2018年9月22日準々決勝金沢高校○13-4
2018年9月23日準決勝鵬学園○8-0
2018年9月26日決勝遊学館高校○7-0優勝
2018年10月13日2018年第139回北信越地区高等学校野球大会1回戦関根学園高校○9-0
2018年10月14日2回戦松本第一高校○11-0
2018年10月21日準決勝東海大諏訪高校○4-0
2018年10月23日決勝啓新高校○7-4優勝
2018年11月10日第49回明治神宮野球大会準々決勝広陵高校○9-0
2018年11月12日準決勝高松商業高校○7-4
2018年11月13日決勝札幌大谷高校●1-2準優勝
2019年3月24日第91回選抜高等学校野球大会1回戦履正社高校○3-0
2019年3月28日2回戦習志野高校●1-3
2019年4月27日2019年第140回北信越地区高等学校野球石川県大会2回戦七尾高校○11-0
2019年4月29日3回戦金沢錦丘高校○14-0
2019年5月2日準々決勝小松大谷高校○6-2
2019年5月4日準決勝輪島高校○11-1
2019年5月5日決勝日本航空石川高校○8-5優勝
2019年6月1日2019年第140回北信越地区高等学校野球大会1回戦砺波工業高校○6-0
2019年6月2日準々決勝東海大諏訪高校○4-2
2019年6月3日準決勝富山第一高校○5-2
2019年6月4日決勝敦賀気比高校○3-1優勝
2019年7月15日2019年第101回全国高校野球選手権 石川大会2回戦七尾東雲高校〇10-0
2019年7月21日3回戦金沢大附属高校〇12-0
2019年7月24日準々決勝遊学館高校〇2-1
2019年7月27日準決勝鵬学園高校〇8-6
2019年7月28日決勝小松大谷高校〇6-2優勝
2019年8月7日2019年第101回全国高校野球選手権大会1回戦旭川大高校〇1-0
2019年8月13日2回戦立命館宇治高校〇6-3
2019年8月17日3回戦智辯和歌山高校〇4-1
2019年8月18日準々決勝仙台育英高校〇17-1
2019年8月20日準決勝中京学院大中京高校〇9-0
2019年8月20日決勝履正社高校●3-5準優勝

石川県大会、北信越大会では負けなしという素晴らしい戦績ですね。まさに敵なしです!

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夏の甲子園で準優勝に輝いた結果、9月に茨城県で行われる国体の出場が決まりました。
当ブログでは、国体について特集しています。よろしければご覧になってくださいね。
>>>国体の高校野球!出場条件や硬式と軟式の歴代の優勝校もご紹介<<<
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星陵高校野球部の監督ってどんな人?

2019年の春現在、星陵高校の野球部を率いる監督は、星陵高校OBの林和成(はやしかずなり)さんです。

選手時代の経歴

 
1992年  第64回選抜高等学校野球大会に出場
     第74回全国高等学校野球選手権大会に出場
     1年先輩の松井秀喜選手と、三遊間を守る
1994年 日本大学準硬式野球部に所属し、主将を務める

指導者としての経歴 

 
1998年 星陵高校野球部のコーチに就任
2004年 星陵高校野球部部長に就任
2011年 星陵高校野球部監督に就任
2013年 第95回夏全国高校野球選手権大会に監督として初出場するも1回戦敗退
2018年 第90回春選抜高校野球大会ではベスト8に進出
2018年 第100回夏全国高校野球選手権の記念大会に出場

林監督はこんな人

林監督は2019年春の甲子園大会で、相手チームの「サイン盗み」に対する行き過ぎた抗議が社会問題となり、バッシングを受けました。

試合後の一連の行動が問題視された林監督は、春季北信越大会が終了する6月4日まで、野球部の指導を禁止する懲戒処分を言い渡されます。

しかし、その前年(2018年)の第100回夏の甲子園では、劇的なサヨナラ負けを喫した選手に対して、人気バンドの「かりゆし58」の楽曲「オワリははじまり」を贈ったことが美談として語られました。

選手からの信頼の厚い林監督が、再び星陵高校の監督として、今夏の甲子園に帰って来ることが期待されています。

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星陵高校野球部の甲子園での戦績

星陵高校野球部のこれまでの甲子園での戦績をご紹介します。

大会名回数勝敗数
春選抜高校野球大会13回9勝13敗
夏全国高校野球選手権大会20回24勝20敗
合計33回33勝33敗

高校野球の名門星陵高校は、甲子園にはこれまでに春夏合わせて33回の出場を果たしております。特に夏の甲子園にはめっぽう強く、20回の出場があります。

大会名西暦戦績
第54回夏全国高校野球選手権大会1972年2回戦敗退
第58回夏全国高校野球選手権大会1976年ベスト4
第49回春選抜高校野球大会1977年1回戦敗退
第59回夏全国高校野球選手権大会1977年1回戦敗退
第51回春選抜高校野球大会1979年1回戦敗退
第61回夏全国高校野球選手権大会1979年3回戦敗退
第53回春選抜高校野球大会1981年2回戦敗退
第63回夏全国高校野球選手権大会1981年1回戦敗退
第54回春選抜高校野球大会1982年1回戦敗退
第64回夏全国高校野球選手権大会1982年2回戦敗退
第55回春選抜高校野球大会1983年2回戦敗退
第56回春選抜高校野球大会1984年1回戦敗退
第66回夏全国高校野球選手権大会1984年1回戦敗退
第71回夏全国高校野球選手権大会1989年3回戦敗退
第72回夏全国高校野球選手権大会1990年2回戦敗退
第73回夏全国高校野球選手権大会1991年ベスト4
第64回春選抜高校野球大会1992年ベスト8
第74回夏全国高校野球選手権大会1992年2回戦敗退
第66回春選抜高校野球大会1994年1回戦敗退
第76回夏全国高校野球選手権大会1994年1回戦敗退
第67回春選抜高校野球大会1995年ベスト8
第77回夏全国高校野球選手権大会1995年準優勝
第69回春選抜高校野球大会1997年1回戦敗退
第80回夏全国高校野球選手権大会1998年3回戦敗退
第77回春選抜高校野球大会2005年1回戦敗退
第89回夏全国高校野球選手権大会2007年2回戦敗退
第95回夏全国高校野球選手権大会2013年1回戦敗退
第96回夏全国高校野球選手権大会2014年3回戦敗退
第98回夏全国高校野球選手権大会2016年2回戦敗退
第90回春選抜高校野球大会2018年ベスト8
第100回夏全国高校野球選手権大会2018年2回戦敗退
第91回春選抜高校野球大会2019年2回戦敗退
第101回夏全国高校野球選手権大会2019年準優勝

また、松井秀喜選手が活躍していた頃には、4年連続で夏の甲子園出場を果たしています。

甲子園での思い出の試合

私が星陵高校の甲子園での思い出の試合というと、多くの高校野球ファンの記憶に残る、松井秀喜選手の「5連続敬遠」の明徳義塾高校戦です。

1992年第74回夏全国高校野球選手権大会において、大会屈指の超高校級スラッガーとして、注目を一身に集めていたのが、星陵高校の松井選手でした。

松井選手は1年生から4番打者として甲子園に出場すると、2年生の夏には本塁打も記録します。さらに、3年生の春の甲子園では、3本の本塁打を放つなど、その長打力は高校生離れをしていました。

そして、3年生として最後の甲子園大会に臨んだ松井選手は、2回戦で明徳義塾高校と対戦をします。

この時、明徳義塾高校の馬淵監督は、松井選手の全ての打席を敬遠する作戦を取ります。松井選手のホームランを見るために、多くのファンで溢れた甲子園は、異様な空気に包まれます。

そして、ランナーがいなくても敬遠策を取った明徳義塾高校に対して、ファンから「帰れ」コールが起こり、グラウンドにはメガホンやゴミが投げ込まれました。

明徳義塾高校の奇策の結果、星陵高校は2対3で敗戦となり、松井選手は最後の甲子園で一度もバット振ることなく去ることになりました。

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星陵高校野球部出身の主なプロ野球選手

これまでに32回の甲子園出場を果たしている星陵高校からは、多くのプロ野球選手が輩出されています。

その中から、18名のプロ野球選手について、卒業年度と最初に入団をした球団をご紹介します。

選手名     卒業年度最初に入団した球団
小松辰雄選手1978年中日ドラゴンズ
北安博選手1980年横浜大洋ホエールズ
若狭徹選手1981年中日ドラゴンズ
音重鎮選手1982年中日ドラゴンズ
湯上谷竑志選手1985年南海ホークス
鈴木望選手1986年読売ジャイアンツ
村田勝喜選手1988年南海ホークス
村松有人選手1991年福岡ダイエーホークス
松井秀喜選手1993年読売ジャイアンツ
山本省吾選手1997年大阪近鉄バッファローズ
辻武史選手1998年福岡ダイエーホークス
北野良栄選手2002年福岡ダイエーホークス
高木京介選手2008年読売ジャイアンツ
島内宏明選手2008年東北楽天ゴールデンイーグルス
西川健太郎選手2012年中日ドラゴンズ
森山恵佑選手2013年北海道日本ハムファイターズ
北村拓己選手2014年読売ジャイアンツ
岩下大輝選手2015年千葉ロッテマリーンズ

星稜高校のDATA

住所 〒920-0811 石川県金沢市小坂町南206
設立 1962年(昭和37年)
建学の精神 誠実にして社会に役立つ人間の育成
*男女共学の私立高校
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あとがき

今回は、石川県の星陵高校野球部を特集してきましたが、いかがだったでしょうか?

春夏合わせて32回もの甲子園出場を誇る星陵高校ですが、意外な事に優勝はなく準優勝が1回あるのみです。

2019年の春の大会は残念ながら2回戦敗退となりましたが、北信越地区の公式戦では無敗という抜群の成績を残しています。

春の大会での悔しい敗戦をバネに、星陵高校初の全国制覇を狙いましたが、惜しくも準優勝となりました。次の国体での活躍に期待ですね!

最後までお読みいただき大感謝!みっつでした。

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