こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです!
明桜高校は、秋田県秋田市にある私立の高校です。甲子園にも何度か出場している学校ですが、2006年までの秋田経済(法科)大学附属高校という名前の方がピンとくる高校野球ファンも多いのではないでしょうか?
2019年春の秋田県大会で優勝、そして東北大会では準優勝と、夏の甲子園の秋田県代表として期待がかかっています。
今回は、明桜高校の野球部について特集していきます。2019年のメンバーや成績、監督をご紹介します。さらに甲子園での成績やプロ野球に入ったOBについても触れていきますので、楽しみにしてくださいね。
あくまでも参考情報としてご覧ください。
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明桜高校の2019年メンバーをご紹介!
まず、2019年春の東北地区高等学校野球大会の登録メンバーをご紹介します。
背番号 | 名前 | 学年 | ポジション | 出身中学校 | 中学時の所属チーム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 佐々木湧生選手 | 2年生 | 投手 | 秋田県 秋田東中 | 秋田クラブ |
2 | 加藤洋平選手 | 3年生 | 捕手 | 岡山県 福浜中 | 赤磐BBC |
3 | 土居涼太選手 | 3年生 | 内野手 | 大阪府 小阪中 | ナガセボーイズ |
4 | 東和馬選手 | 3年生 | 内野手 | 和歌山県 太地中 | 和歌山南紀ボーイズ |
5 | 平尾蒼凱選手 | 2年生 | 内野手 | 和歌山県 中芳養中 | 和歌山田辺ボーイズ |
6 | 佐々木渉選手 | 2年生 | 内野手 | 秋田県 御野場中 | 秋田クラブ |
7 | 畑村快人選手 | 3年生 | 外野手 | 愛知県 木曽川中 | 愛知木曽川ボーイズ |
8 | 大上和真選手 | 3年生 | 外野手 | 大阪府 宮山台中 | 大阪泉北ボーイズ |
9 | 田中驚也選手 | 3年生 | 外野手 | 和歌山県 御坊中 | 日高ボーイズ |
10 | 工藤泰成選手 | 3年生 | 投手 | 秋田県 能代第一中 | |
11 | 長尾光選手 | 2年生 | 投手 | 宮城県 袋原中 | 仙台ボーイズ |
12 | 山本楓斗選手 | 2年生 | 秋田県 秋田北中 | 秋田クラブ | |
13 | 西村晴選手 | 3年生 | 奈良県 斑鳩中 | 志貴ボーイズ | |
14 | 安田健志選手 | 3年生 | 内野手 | 東京都 新宿区西戸山中 | オール落合 |
15 | 虻川颯一郎選手 | 3年生 | 外野手 | 秋田県 旭川中 | |
16 | 小畑柊斗選手 | 3年生 | 内野手 | 奈良県 斑鳩南中 | 志貴ボーイズ |
17 | 田中大夏選手 | 2年生 | 大阪府 松原第三中 | 大阪柏原ボーイズ | |
18 | 橘髙康太選手 | 2年生 | 投手 | 奈良県 河合第二中 | 志貴ボーイズ |
19 | 漁野海人選手 | 3年生 | 外野手 | 和歌山県 太地中 | 和歌山南紀ボーイズ |
20 | 池田隼佑選手 | 3年生 | 岡山県 津山市久米中 | 赤磐BBC |
2007年4月に秋田経法大附属高校から名称を変更した明桜高校は、近畿圏を中心に県外から優秀な選手を積極的に集めています。2019年のメンバーを見ると、秋田県内の中学校を卒業した選手は4人に1人しかいないのが特徴ですね。
明桜高校の私のイチオシ選手!
私のイチオシ選手は、2年生ながらエースの呼び声が高い、長尾光選手です。長尾選手は身長177cm、体重72kgの恵まれた身体から、最速135kmの速球と、切れ味の鋭いスライダーが武器です。
また、昨年の秋には120km前後のチェンジアップを覚えたことで、さらに投球の幅が広がりました。ピッチングの組立てに緩急と沈む変化球が加わったことで、春の大会では2年生ながらもチーム投手陣の中心として活躍しています。
また、今年度からは元プロ野球選手の尾花高夫氏が総監督兼投手コーチと就任したことで、プロの投手の指導で更なる成長が期待されます。
2019年チームの公式戦の成績
明桜高校野球部2019年チームの、初めての公式戦となる2018年秋季大会から、今年の春季大会までの成績をご紹介します。
日付 | 大会名 | 何回戦 | 対戦相手 | スコア | 備考(県大会出場決定など) |
---|---|---|---|---|---|
2018年9月2日 | 平成30年度春季秋田県高等学校野球大会中央地区 | 1回戦 | 新屋高校 | ○8-5 | |
2018年9月6日 | 2回戦 | 本荘高校 | ○6-1 | ||
2018年9月11日 | 準決勝 | 由利高校 | ●8-9 | ベスト4 | |
2018年9月17日 | 平成30年度 秋季秋田県高等学校野球大会 | 2回戦 | 能代高校 | ○5-3 | |
2018年9月18日 | 3回戦 | 秋田修英高校 | ●1-2 | 3回戦敗退 | |
2019年5月3日 | 2019年春季中央地区高等学校野球大会 | 2回戦 | 秋田工業高校 | ○8-1 | |
2019年5月6日 | 3回戦 | 西目高校 | ○7-6 | ||
2019年5月11日 | 準決勝 | 秋田商業高校 | ○2-1 | ||
2019年5月12日 | 決勝 | 本荘高校 | ○5-0 | 優勝 | |
2019年5月17日 | 2019年春季東北地区高等学校野球秋田県大会 | 1回戦 | 三本木高校 | ○11-4 | |
2019年5月18日 | 2回戦 | 大曲農業高校 | ○5-0 | ||
2019年5月20日 | 準々決勝 | 角館高校 | ○8-7 | ||
2019年5月25日 | 準決勝 | 秋田中央高校 | ○3-2 | ||
2019年5月26日 | 決勝 | 能代高校 | ○6-3 | 優勝 | |
2019年6月7日 | 2019年第66回春季東北地区高等学校野球大会 | 2回戦 | 弘前東高校 | ○3-1 | |
2019年6月9日 | 準々決勝 | 学校法人石川高校 | ○4-3 | ||
2019年6月10日 | 準決勝 | 鶴岡東高校 | ○3-2 | ||
2019年6月11日 | 決勝 | 弘前学院聖愛高校 | ●4-5 | 準優勝 |
明桜高校野球部の監督ってどんな人?
2019年の6月現在、明桜高校野球部を率いる監督は、輿石重弘(こしいししげひろ)さんです。
選手時代の経歴
1979年 都留高校(山梨県)に入学。野球部に入部して内野手として活躍。
1982年 明治大学に入学。野球部に所属。
指導者としての経歴
2017年 明桜高校野球部の監督に就任
2017年 就任1年目にして、全国高校野球選手権に出場、2回戦敗退
輿石監督ってこんな人
輿石監督のバッティングの指導方針は、とにかくバットを短く持ち、コンパクトでシャープなスイングを徹底させる事です。また、普段の練習から常に実践を意識させて、反復練習の大切さを選手に教えます。
その明桜高校には、今年度(2019年)から野球部総監督兼投手コーチに、元プロ野球選手でヤクルトスワローズの投手として活躍し、2010年~2011年には横浜DeNAベイスターズの監督を務めた尾花高夫氏が就任をしました。
月に数回の割合ながら、選手へのプロとしての技術や精神面の指導に当たっており、輿石監督にとっては強い味方を得たことで、今夏の甲子園に期待が膨らんでいます。
明桜高校野球部の甲子園での戦績
明桜高校野球部のこれまでの甲子園での戦績をご紹介します。
大会名 | 回数 | 勝敗数 |
---|---|---|
春選抜高校野球大会 | 5回 | 2勝5敗 |
夏全国高校野球選手権大会 | 9回 | 6勝9敗 |
合計 | 14回 | 8勝14敗 |
明桜高校野球部は旧校名の秋田経法大附属高校を含めると、これまでに春夏通算14回出場しており、1989年夏にはベスト4に進出している強豪校です。
大会名 | 西暦 | 戦績 |
---|---|---|
第53回春選抜高校野球大会 | 1981年 | ベスト8 |
第63回夏全国高校野球選手権大会 | 1981年 | 3回戦敗退 |
第64回夏全国高校野球選手権大会 | 1982年 | 2回戦敗退 |
第69回夏全国高校野球選手権大会 | 1987年 | 2回戦敗退 |
第71回夏全国高校野球選手権大会 | 1989年 | ベスト4 |
第62回春選抜高校野球大会 | 1990年 | 1回戦敗退 |
第72回夏全国高校野球選手権大会 | 1990年 | 3回戦敗退 |
第65回春選抜高校野球大会 | 1993年 | 2回戦敗退 |
第75回夏全国高校野球選手権大会 | 1993年 | 1回戦敗退 |
第78回夏全国高校野球選手権大会 | 1996年 | 2回戦敗退 |
第72回春選抜高校野球大会 | 2000年 | 1回戦敗退 |
第74回春選抜高校野球大会 | 2002年 | 1回戦敗退 |
第91回夏全国高校野球選手権大会 | 2009年 | 2回戦敗退 |
第99回夏全国高校野球選手権大会 | 2017年 | 2回戦敗退 |
私の明桜高校の思い出の試合
明桜高校の思い出の試合は、2018年第100回全国高等学校野球選手権記念大会の秋田大会決勝の試合をご紹介いたします。
秋田県大会決勝は、2年連続で明桜高校と金足農業高校との対戦となりました。2017年は明桜高校が5-1で勝利を収めましたが、2018年ではU-18日本代表候補にも選ばれている、吉田輝星投手を擁する金足農業高校に2-0で惜敗しました。
試合は3回、金足農業高校に先制点を奪われると、打線は吉田投手にわずか4安打11三振と封じ込まれます。
1年生の時から金足農業の吉田選手とライバル関係にあった、明桜高校の山口航輝選手も、この試合では4打席ノーヒット3三振と、完璧に押さえられました。
ちなみに、最速146キロ、高校通算25本塁打を放った山口選手は、その年のドラフトで千葉ロッテマリーンズに入団をしており、これからはプロ野球の舞台で、山口選手と吉田選手の対決が見られることになります。
明桜高校野球部出身の主なプロ野球選手
旧、秋田経済法科大学附属高校の明桜高校からは、これまでに10人のプロ野球選手が誕生しています。そこで、プロ野球選手となった10名の選手について、卒業年度と最初に入団をした球団をご紹介します。
選手名 | 卒業年度 | 最初に入団した球団 |
---|---|---|
松本豊選手 | 1982年 | 横浜ベイスターズ |
中川申也選手 | 1992年 | 阪神タイガース |
小野仁選手 | 1995年 | 読売ジャイアンツ |
鎌田祐哉選手 | 1997年 | 東京ヤクルトスワローズ |
小山桂司選手 | 1999年 | 北海道日本ハムファイターズ |
加藤光教選手 | 2001年 | 中日ドラゴンズ |
攝津正選手 | 2001年 | 福岡ソフトバンクホークス |
木村優太選手 | 2004年 | 千葉ロッテマリーンズ |
砂田穀樹選手 | 2004年 | 横浜DeNAベイスターズ |
山口航輝選手 | 2019年 | 千葉ロッテマリーンズ |
明桜高校のDATA
住所 〒010-8525 秋田県秋田市下北手桜字守沢8-1
設立 1953年
校訓 努力は人を作る
情熱と闘志で最善を行う
*男女共学の私立高校
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おわりに
今回は、秋田県の明桜高校野球部を特集してきましたが、いかがだったでしょうか?
明桜高校と学校名が変わってからは少し甲子園から遠ざかっていましたが、2017年の夏の甲子園明桜高校として2回目の甲子園出場を果たし、強豪復活の兆しが見えました。
そんな明桜高校が2019年の夏の甲子園出場を決めて、強豪復活をさらにアピール出来るのか、注目していきたいと思います。
最後までお読みいただき大感謝!みっつでした。