こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです!
富岡西高校は、徳島県の阿南市にある県立高校です。設立は1896年という、120年以上もの伝統を誇っています。
野球部も1900年の創部と、120年もの歴史を刻んできました。 甲子園の出場経験はありませんでしたが、2019年の第91回春の選抜大会で21世紀枠として、念願の初出場を果たしています。
徳島県の代表として出場した春の四国大会でも見事に準優勝して、春夏連続での甲子園出場が期待されています。
今回は、そんな富岡西高校野球部の特集です。2019年のメンバーの学年や出身中学、戦績、監督や甲子園での成績をご紹介しますので、楽しみにしてくださいね。
あくまでも参考情報としてご覧ください。
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富岡西高校の2019年メンバーをご紹介!
まずは、富岡西高校野球部の2019年春の四国大会、ベンチ入りメンバーを出身中学を含めてご紹介します。
背番号 | 名前 | 学年 | ポジション | 出身中学校 | 中学時の所属チーム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 浮橋幸太選手 | 3年生 | 投手 | 徳島県 阿南第一中 | |
2 | 粟田翔瑛選手 | 3年生 | 捕手・内野手 | 徳島県 阿南第一中 | |
3 | 坂本賢哉選手 | 3年生 | 内野手 | 徳島県 相生中 | |
4 | 木村頼知選手 | 3年生 | 内野手 | 徳島県 小松島中 | 徳島松南ヤング |
5 | 吉田啓剛選手 | 3年生 | 内野手 | 徳島県 海陽海陽中 | |
6 | 前川広樹選手 | 3年生 | 内野手 | 徳島県 阿南第一中 | |
7 | 成松拓海選手 | 3年生 | 内野手 | 徳島県 阿南中 | 徳島阿南シティホープ |
8 | 山﨑光希選手 | 3年生 | 外野手 | 徳島県 羽ノ浦中 | |
9 | 安藤稜平選手 | 3年生 | 外野手 | 徳島県 阿南中 | |
10 | 末広純平選手 | 3年生 | 投手 | 徳島県 阿南中 | |
11 | 阿部航一郎選手 | 3年生 | 捕手・内野手 | 徳島県 相生中 | |
12 | 中西陽選手 | 3年生 | 捕手 | 徳島県 羽ノ浦中 | |
13 | 大谷圭吾選手 | 3年生 | 内野手 | 徳島県 牟岐中 | |
14 | 日下龍我選手 | 3年生 | 内野手 | 徳島県 富岡東中 | |
15 | 片山達貴選手 | 3年生 | 内野手 | 徳島県 加茂谷中 | |
16 | 久龍海人選手 | 3年生 | 内野手 | 徳島県 相生中 | |
17 | 石田雄大選手 | 3年生 | 外野手 | 徳島県 阿南第一中 | |
18 | 小川慧一郎選手 | 2年生 | 投手 | 徳島県 阿南第一中 | |
19 | 芝山幹治選手 | 2年生 | 内野手 | 徳島県 阿南第一中 | |
20 | 柏木竜斗選手 | 2年生 | 投手 | 徳島県 鷲敷中 |
公立高校の富岡西高校は、地元の選手を中心としたチーム作りながら、2019年春の選抜甲子園に出場するなど、実力を備えた素晴らしいメンバーとなっています。
富岡西高校の私のイチオシ選手!
私のイチオシ選手は、浮橋幸太選手です。エースで4番の浮橋選手は、大黒柱としてチームを引っ張り、今春初めてチームを甲子園へと導きました。
投手としての浮橋選手は、140キロを超えるストレートを武器に、相手に真っ向勝負するピッチングが魅力です。一方、県大会でホームランを放つなど、長距離打者としての素質も兼ね備えています。
中学時代から徳島県内で名を轟かせていた浮橋選手は、四国地区にある野球の強豪校からの誘いを断り、地元の高校を甲子園に連れて行くことを目標とし、富岡西高校に進学しました。
チームのエースで4番を務める浮橋選手には、富岡西高校初のプロ野球選手に期待が持たれます。
ちなみに富岡西高校がある阿南市は、全国唯一となる「野球のまち推進課」があるなど、街ぐるみで野球の活性化に取り組んでおり、浮橋選手は街の期待を一身に受けていると言えるでしょう。
2019年チームの公式戦の戦績
次に、富岡西高校野球部2019年チームの、初めての公式戦となる2018年秋季大会から、今年の春季大会までの戦績をご紹介します。
日付 | 大会名 | 何回戦 | 対戦相手 | スコア | 備考(県大会出場決定など) |
---|---|---|---|---|---|
2018年9月23日 | 2018年第71回徳島県高等学校野球秋季大会 | 2回戦 | 小松島高校 | ○12-1 | |
2018年10月7日 | 準々決勝 | 城東高校 | ○7-0 | ||
2018年10月13日 | 準決勝 | 徳島商業高校 | ●2-3 | ||
2018年10月14日 | 3位決定戦 | 池田高校 | ○9-3 | 地区代表決定 | |
2018年10月27日 | 2018年第71回秋季四国地区高等学校野球大会 | 1回戦 | 高知高校 | ○8-7 | |
2018年10月28日 | 2回戦 | 帝京第五高校 | ○10-6 | ||
2018年11月3日 | 準決勝 | 松山聖陵高校 | ●3-5 | ベスト4 | |
2019年3月26日 | 2019年第91回選抜高等学校野球大会 | 1回戦 | 東邦高校 | ●1-3 | 甲子園出場1回戦敗退 |
2019年4月13日 | 2019年第72回徳島県高等学校野球春季大会 | チャレンジマッチ | 徳島北高校 | ○11-1 | |
2019年5月3日 | 2019年度春季四国地区高等学校野球大会 | 1回戦 | 今治西高校 | ○6-4 | |
2019年5月4日 | 準決勝 | 高松商業高校 | ○4-3 | ||
2019年5月5日 | 決勝 | 明徳義塾高校 | ●3-7 | 準優勝 |
富岡西高校野球部の監督ってどんな人?
2019年の春現在、富岡西高校野球部を率いているのは、同校OBである小川浩(おがわひろし)さんです。
選手時代の経歴
富岡西高校ではエースとして活躍。3年生の夏は県大会ベスト4。
國學院大学に進学。
監督としての経歴
1983年 國學院大学卒業後、富岡西高校の臨時教員となり、野球部監督に就任。秋季大会で準優勝
1986年 他校に転勤
2010年 再び、富岡西高校野球部監督に就任
2016年 徳島県大会準優勝
2019年 第91回春選抜高校野球大会出場(1回戦敗退)
小川浩監督と言えばノーサイン!
小川監督は選手たちの自主性を重んじる、ノーサイン野球を実践しています。ノーサイン野球のキッカケとなったのは、2017年の山口県高川学園との一戦です。この試合では、実力では互角と思えた高川学園に完敗します。
その原因を探った小川監督は、高川学園の練習の様子を見たことで、ノーサイン野球に辿りついたと言われています。
小川監督のノーサイン野球には、「公立高校が強くなるためには、選手個々が考える力を身につける」とする考えが原点にあります。
私立の強豪校とは、練習時間や練習設備に大きな差があります。それを埋めるためには、選手の主体性を養い、選手が考えて動くチームにする必要があるとしています。
富岡西高校野球部の甲子園での戦績
富岡西高校野球部のこれまでの甲子園での戦績をご紹介します。
大会名 | 回数 | 勝敗数 |
---|---|---|
春選抜高校野球大会 | 1回 | 0勝1敗 |
夏全国高校野球選手権大会 | 0回 | - |
合計 | 1回 | 0勝1敗 |
創部120年になる富岡西高校は、2019年第91回春選抜高校野球大会に、21世紀枠で春夏通じて初出場をいたしました。
大会名 | 西暦 | 戦績 |
---|---|---|
第91回春選抜高校野球大会 | 2019年 | 1回戦敗退 |
甲子園での試合
2019年初出場をした選抜高校野球大会1回戦をご紹介します。
富岡西高校は、4月26日(第4日)の第3試合で、春夏通算47回目の出場を誇る、古豪の東邦高校(愛知県代表)と対戦しました。
試合は東邦高校に先制されるものの、6回2死一、三塁のチャンスで、木村選手が右翼へ適時二塁打を放ち、1-1の同点に追いつきます。
しかし、7回の東邦高校の攻撃では、先頭打者の振り逃げによる出塁がきっかけとなり、2点を献上してしまいます。結局、この2点が決勝点となり、富岡西高校は3-1の得点差で惜敗しました。
今回の選抜高校野球大会は21世紀枠での出場でしたが、今年の夏は自力で県大会を征し、甲子園でのリベンジに期待がもたれます。
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おわりに
今回は、徳島県立富岡西高校の野球部を特集しましたが、いかがだったでしょうか?
創部120年目にして初めてつかんだ甲子園出場、残念ながら初勝利とまではいきませんでした。夏の大会では強豪ひしめく徳島県大会を制して、甲子園で初勝利なるか注目していきたいと思います
最後までお読みいただき大感謝!みっつでした。