こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです!
東海大学菅生高校は、東京都あきる野市にある私立高校です。
1983年の設立以来7回もの甲子園出場を果たし、野球の強豪校としても知られています。2019年の春の関東大会で準優勝して、夏の甲子園の西東京代表の有力候補にあげられています。
今回は、その東海大菅生高校野球部を特集していきます。2019年のメンバーや成績、監督の紹介をはじめ、甲子園での成績やプロ野球に入ったOBも紹介していきますので、楽しみにしてくださいね。
あくまでも参考情報としてご覧ください。
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東海大菅生高校の2019年メンバーをご紹介!
2019年高校野球関東大会春季の登録メンバーをご紹介します。
背番号 | 名前 | 学年 | ポジション | 出身中学校 | 中学時の所属チーム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中村晃太朗選手 | 3年生 | 投手 | 神奈川県 鎌倉市玉縄中 | 湘南ボーイズ |
2 | 小山翔暉選手 | 3年生 | 捕手 | 愛知県 一宮市萩原中 | 愛知木曽川リトルシニア |
3 | 杉崎成選手 | 2年生 | 内野手 | 愛知県 名古屋市山田東中 | 愛知西リトルシニア |
4 | 石田隆成選手 | 3年生 | 内野手 | 神奈川県 小田原市城山中 | 小田原足柄リトルシニア |
5 | 中村洸星選手 | 3年生 | 内野手 | 神奈川県 いずみ野中 | 湘南ボーイズ |
6 | 成瀬脩人選手 | 3年生 | 内野手 | 愛知県 あま甚目寺中 | 稲沢リトルシニア |
7 | 大里大也選手 | 3年生 | 外野手 | 茨城県 三和東中 | 小山ボーイズ |
8 | 今江康介選手 | 3年生 | 外野手 | 東京都 中村中 | 東練馬リトルシニア |
9 | 西垣大輝選手 | 3年生 | 外野手 | 神奈川県 小田原市白山中 | 西相模ヤングベースボールクラブ |
10 | 杉浦敦基選手 | 2年生 | 投手 | 愛知名港ボーイズ | |
11 | 藤井翔選手 | 2年生 | 投手 | 愛知県 豊田市益富中 | 豊田リトルシニア |
12 | 鈴木舜太郎選手 | 3年生 | 外野手 | 愛知県 豊川市東部中 | 新城ボーイズ |
13 | 広瀬楽人選手 | 2年生 | 投手 | 横浜都筑ボーイズ | |
14 | 新倉寛之選手 | 2年生 | 投手 | 神奈川県 葉山中 | 逗子リトルシニア |
15 | 森下晴貴選手 | 2年生 | 外野手 | 愛知県 助光中 | 愛知名港ボーイズ |
16 | 玉置真虎選手 | 2年生 | 内野手 | 武蔵府中リトルシニア | |
17 | 外岡空也選手 | 3年生 | 外野手 | 愛知木曽川リトルシニア | |
18 | 本田峻也選手 | 1年生 | 投手 | 小松加賀リトルシニア |
東海大菅生高校は県外中学の出身者が18名中16名と大半を占めています。その県外出身者16名の内、7名が近郊の関東圏ですが、愛知県出身の8名の選手がメンバー入りしているのも特徴です。
東海大菅生高校の私のイチオシ選手!
私のイチオシ選手は、東海大菅生の絶対的エースの中村晃太朗選手です。中学時代は名門湘南ボーイズに所属した中村選手は、3年生の時にジャイアンツカップで全国制覇を成し遂げます。
最速138キロの速球と多彩な変化球を武器に、今春の関東大会では3試合20回無失点の好投から、準優勝の立て役者となりました。特に、左腕の中村選手のチェンジアップは、右打者から三振の山を築き上げる決め球です。
現在、中村選手はU-18野球ワールドカップ日本代表2019年にも選出されており、今夏の甲子園に出場できれば、躍動すること間違いない選手です。
2019年チームの公式戦の戦績
東海大菅生高校野球部2019年チームの、初めての公式戦となる2018年秋季大会から、今年の春季大会までの戦績をご紹介します。
日付 | 大会名 | 何回戦 | 対戦相手 | スコア | 備考(県大会出場決定など) |
---|---|---|---|---|---|
2018年9月17日 | 東京都高校野球秋季大会1次予選2018年 | 1回戦 | 東洋高校 | ○10-0 | |
2018年9月23日 | 代表決定戦 | 日大豊山高校 | ○10-0 | 代表決定 | |
2018年10月6日 | 東京都高校野球秋季大会2018年 | 1回戦 | 東京成徳大高校 | ○20-2 | |
2018年10月14日 | 2回戦 | 桜美林高校 | ○11-4 | ||
2018年10月20日 | 3回戦 | 二松学舎大附属高校 | ○2-1 | ||
2018年10月28日 | 準々決勝 | 岩倉高校 | ○3ー1 | ||
2018年11月3日 | 準決勝 | 早稲田実業高校 | ○3-0 | ||
2018年11月4日 | 決勝 | 国士舘高校 | ●3-4 | 準優勝 | |
2019年4月6日 | 東京都高校野球春季大会2019年 | 2回戦 | 八王子学園八王子高校 | ○3-0 | |
2019年4月8日 | 3回戦 | 明大中野八王子高校 | ○8-1 | ||
2019年4月13日 | 4回戦 | 二松学舎大附属高校 | ○9-2 | ||
2019年4月21日 | 準々決勝 | 日大三高校 | ○12-5 | ||
2019年4月27日 | 準決勝 | 関東一高校 | ○4-3 | ||
2019年4月28日 | 決勝 | 国士舘高校 | ○4-3 | 優勝 | |
2019年5月19日 | 高校野球関東大会春季2019年 | 2回戦 | 駿台甲府高校 | ○7-0 | |
2019年5月20日 | 準々決勝 | 春日部共栄高校 | ○6-1 | ||
2019年5月22日 | 準決勝 | 専大松戸高校 | ○4-0 | ||
2019年5月23日 | 決勝 | 東海大相模高校 | ●3-7 | 準優勝 |
東海大菅生高校野球部の監督ってどんな人?
2019年の東海大学菅生高校野球部を率いる監督は、若林弘泰(わかばやしひろやす)さんです。
選手時代の経歴
1982年 原辰徳選手に憧れ、東海大相模高校に進み、投手として活躍
1986年 東海大学2年生時、東都春季リーグにおいて防御率0.00を記録、最優秀投手を獲得
1991年 中日ドラゴンズ入団(ドラフト4位)
1997年 現役引退
指導者としての経歴
2007年 東海大菅生高校 野球部顧問
2009年 東海大菅生高校 野球部監督に就任
若林監督ってこんな人
プロ野球では大学時代に痛めた肘の影響から、右肩痛に悩まされて思うような成績が残せませんでした。引退後は、佐川急便などで5年間務めた後に、37歳でアマチュア野球の指導者へと一念発起し、名城大学に入学して教員免許を取得します。
そして、2007年に東海大菅生高校に社会科教諭として着任すると、2009年から同校の野球部監督に就任しました。
若林監督はプロ野球選手としての経験を生かした指導により、激戦区の西東京地区で強豪と呼ばれるまでにチームを作り上げました。
例えば、ランニングをしながらのキャッチボールを取り入れるなど、常に試合を想定した練習を取り入れています。また、体力面だけでなく精神面の強化にも取り組むことで、チーム全体の活気を高めて、強いチーム作りを目指しています。
東海大菅生高校野球部の甲子園での戦績
東海大菅生高校野球部のこれまでの甲子園での戦績をご紹介いたします。
大会名 | 回数 | 勝敗数 |
---|---|---|
春選抜高校野球大会 | 3回 | 0勝3敗 |
夏全国高校野球選手権大会 | 3回 | 4勝3敗 |
合計 | 6回 | 4勝6敗 |
東海大菅生高校野球部は、これまでに春夏通算6回出場しており、若林監督の就任後は春夏それぞれ1回ずつの出場を経験しています。特に、2017年第99回夏全国高校野球選手権大会ではベスト4にまで進出し、優勝をした花咲徳栄高校に破れたものの善戦をいたしました。
大会名 | 西暦 | 戦績 |
---|---|---|
第78回夏全国高校野球選手権大会 | 1996年 | 2回戦敗退 |
第69回春選抜高校野球大会 | 1997年 | 1回戦敗退 |
第82回夏全国高校野球選手権大会 | 2000年 | 2回戦敗退 |
第78回春選抜高校野球大会 | 2006年 | 1回戦敗退 |
第87回春選抜高校野球大会 | 2015年 | 1回戦敗退 |
第99回夏全国高校野球選手権大会 | 2017年 | ベスト4 |
甲子園での思い出の試合
東海大菅生高校の甲子園での思い出の試合は、2017年第99回夏全国高校野球選手権大会の準決勝の試合をご紹介します。
ベスト4にまで進出した東海大菅生高校は、準決勝では優勝をした花咲徳栄高校と対戦をいたしました。試合は東海大菅生が1回裏に2点を先制するものの、すぐに1点を取り返されるなど、序盤から激しい点の取り合になります。
4回を終了時点で得点4-4のイーブンとなり、その後、終盤まで均衡が続きます。8回に花咲徳栄高校に2点を取られて、勝ち越された東海大菅生高校でしたが、9回の裏に2点を取り返し、脅威の粘りを見せます。
そして、試合は延長戦にもつれ込みますが、11回に花咲徳栄高校に3点を取られると、力尽きた東海大菅生高校は惜しくも敗戦となりました。
西東京大会から圧倒的な実力で、快進撃を続けてきた東海大菅生高校でしたが、初優勝まであと一歩のところでの敗退でした。
東海大菅生高校野球部出身の主なプロ野球選手
西東京の強豪校のひとつに数えられる東海大菅生高校からは、多くのプロ野球選手が輩出されています。その中から、6名のプロ野球選手について、卒業年度と最初に入団をした球団をご紹介いたします。
選手名 | 卒業年度 | 最初に入団した球団 |
---|---|---|
中野渡進選手 | 1995年 | 横浜ベイスターズ |
笹川隆選手 | 1998年 | 福岡ダイエーホークス |
金森敬之選手 | 2004年 | 北海道日本ハムファイターズ |
鈴木昴平選手 | 2010年 | オリックス・バッファローズ |
南要輔選手 | 2013年 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
高橋優貴選手 | 2015年 | 読売ジャイアンツ |
東海大学菅生高校のDATA
住所 〒197-0801 東京都あきる野市菅生1817
設立 1983年
教育方針 自立・自学・自生
*男女共学の私立高校
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おわりに
今回は、東海大学菅生高校の野球部を特集してきましたが、いかがだったでしょうか?
夏の甲子園をかけて出場する東東京大会には、日大三高や早稲田実業、国士舘高校といった全国に名が知れている強豪校が数多くあります。
第一シードとしてのぞむ西東京大会を勝ち抜き、8回目の甲子園出場を果たす事を、ファンや学校関係者は願っています。
最後までお読みいただき大感謝!みっつでした。