北東北大学野球連盟!全加盟校と歴代の優勝校をご紹介

大学野球

こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです!

北東北大学野球連盟は、青森・秋田・岩手の3県に所在する大学が加盟する大学野球連盟です。1991年に東北大学野球連盟北奥羽リーグから独立して発足しました。

歴史は浅いのですが、地方リーグながら毎年のようにドラフト上位候補を輩出しており、注目度の高いリーグです。

今回は、北東北大学野球連盟を特集します。連盟の全加盟校や優勝経験のある大学にもスポットをあてますので、楽しみにしてくださいね。




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ご紹介する内容は、2021年6月現在となります

■目次(クリックすると飛びます)

北東北大学野球連盟の全加盟校のご紹介

まずは、北東北大学野球連盟に加盟している16校をご紹介します。

青森大学

連盟加入年 1991年

青森中央学院大学

連盟加入年 2000年

岩手大学

連盟加入年 1991年

八戸学院大学

連盟加入年 1991年

富士大学

連盟加入年 1991年

ノースアジア大学

連盟加入年 1991年

青森公立大学

連盟加入年 1996年

秋田大学

連盟加入年 1991年




岩手県立大学

連盟加入年 2000年

八戸工業大学

連盟加入年 1991年

弘前大学

連盟加入年 1991年

盛岡大学

連盟加入年 1991年

秋田看護福祉大学

連盟加入年 2016年

秋田県立大学

連盟加入年 2000年

岩手医科大学

連盟加入年 1991年

北里大学

連盟加入年 1993年

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主な加盟校のご紹介

次に、1部リーグ戦で優勝経験のある主な加盟校の詳細についてご紹介します。

青森大学

・創部   1970年
・優勝回数 24回
・主なOB  細川亨、工藤隆人、蝦名達夫など

特色

青森大学は北東北大学野球連盟で最多となる優勝回数を誇る強豪です。その半数は連盟が創設された初期のもので、やや低迷気味ですが、現在でも定期的に優勝しており、十分に北東北大学野球連盟の強豪の一角として挙げられます。

国立大と勘違いされがちですが、私立大学で、各種スポーツの強豪として知られる青森山田高校の系列大学です。そのため、設備も充実しており、部員数も大都市部の強豪大学並の数です。

しかし、全国大会での実績やプロ野球選手の輩出などでは、ライバルの富士大学や八戸学院大学に遅れを取っていると言っても過言ではないので、リーグ戦の結果はもちろんのこと、この辺りも注目とていきたいところです。

富士大学

・創部   1965年
・優勝回数 19回
・主なOB  山川穂高、外崎修汰、多和田真三郎、小野泰己、鈴木翔天など

特色

富士大学は、岩手県花巻市に所在を置く私立大学です。近年の北東北大学野球連盟で最も実績を挙げている大学で、リーグ戦10連覇など優勝回数を一気に2位まで浮上させました。

コロナの影響で中止となっていた期間を乗り越え、再開した2020年秋のリーグ戦では見事に優勝を飾りました。また、西武ライオンズの山川穂高選手以降、近年では毎年のようにプロ野球選手を輩出しており、注目の選手の多さも際立ちます。

全国の野球強豪校から200名近い部員が入部しており、部内での競争が激しいことがこれらの結果を支える要因かもしれません。

全国大会では、全日本大学野球選手権での準優勝と明治神宮大会での4強が最高成績となっており、惜しくも全国優勝までは届いておりません。

北東北大学野球連盟から初の全国優勝校が出るとすれば、富士大学が最も近い位置にあると感じます。




八戸学院大学

・創部   1981年
・優勝回数 15回
・主なOB  川島亮、青山浩二、塩見貴洋、秋山翔吾、高橋優貴など

特色

八戸学院大学は、現在の北東北大学野球連盟で富士大学とともに2強を形成している強豪です。開校以降、八戸大学として親しまれてきましたが、2013年に現在の八戸学院大学に改称されています。

東北地方を代表する高校野球の強豪校である、八戸学院光星高校を系列校に持ち、レベルの高い環境でのプレーの経験が豊富な選手が多数入部してきていることが強豪としての地位を支えています。

最近ではライバルの富士大学の方がプロ野球界に選手を送り込んでいる印象ですが、メジャーで活躍する秋山翔吾選手などのスター選手も八戸学院大学で技術を磨きました。

一昨年は高橋優貴選手が大学としては久しぶりにドラフト指名されましたが、今年もドラフト上位候補がおり秋のドラフト会議を賑わせそうです。

ノースアジア大学

・創部   1973年
・優勝回数 2回

特色

ノースアジア大学は、秋田市に所在を置く大学です。秋田経済法科大学としての名前をご存知の方も多いかと思いますが、現在のノースアジア大学の名称も徐々に浸透してきています。

リーグ戦では連盟発足当初に2回の優勝がありますが、その後は徐々に下降傾向にあり、2部降格も経験しました。しかし、付属高校である明桜高校の野球部とともに強化をされ始め、現在では再び1部リーグに定着しています。

部員は東北地方の高校出身の選手が多く、甲子園で活躍したようなスター選手はいませんが、潜在能力の高そうな選手は集まっています。

富士大、八戸学院大、青森大の牙城はまだ崩せているとは言えませんが、ここにノースアジア大も優勝争いに加わるようだと、北東北大学野球リーグはさらに混沌して面白いリーグになりそうです。

久しぶりのリーグ優勝と、スター選手をプロ野球界に送り込むことが目標です。

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歴代優勝校のご紹介

北東北大学野球連盟の1部リーグ戦の歴代優勝校をご紹介します。

年度(西暦)年度(和暦)春の優勝校秋の優勝校
1991年平成3年秋田経済法科大青森大
1992年平成4年秋田経済法科大青森大
1993年平成5年青森大青森大
1994年平成6年青森大青森大
1995年平成7年青森大青森大
1996年平成8年青森大青森大
1997年平成9年富士大青森大
1998年平成10年青森大青森大
1999年平成11年青森大青森大
2000年平成12年青森大青森大
2001年平成13年八戸大青森大
2002年平成14年八戸大富士大
2003年平成15年青森大八戸大
2004年平成16年八戸大八戸大
2005年平成17年八戸大八戸大
2006年平成18年青森大青森大
2007年平成19年八戸大八戸大
2008年平成20年青森大富士大
2009年平成21年富士大八戸大
2010年平成22年八戸大八戸大
2011年平成23年富士大青森大
2012年平成24年八戸大富士大
2013年平成25年富士大八戸学院大
2014年平成26年富士大富士大
2015年平成27年富士大富士大
2016年平成28年富士大富士大
2017年平成29年富士大富士大
2018年平成30年富士大富士大
2019年令和元年八戸学院大青森大
2020年令和2年新型コロナの影響で中止富士大
2021年令和3年富士大




学校別優勝回数ランキング

続いて、学校別にリーグ戦の優勝回数とランキングを紹介します。

順位学校名優勝回数(春・秋)
1位青森大学24回(10・14)
2位富士大学19回(10・9)
3位八戸学院大学15回(8・7)
4位ノースアジア大学2回(2・0)

優勝回数は、青森大が最多となっていますが、富士大学がも逆転するペースで優勝回数を伸ばしています。



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大学野球には、春に開催される全日本大学野球選手権の他に、秋には明治神宮野球大会が開催され、全国レベルの大会が2つ行われています。当ブログでは、全日本大学野球選手権や明治神宮野球大会も特集していますので、よろしければご覧になってくださいね。
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最後までお読みいただき大感謝!みっつでした。

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