【祝センバツ出場！】智辯学園高校野球部！メンバーや成績・監督や甲子園の活躍をご紹介

こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです！

奈良県の智辯学園高校と言えば、野球の強豪校として全国的に名が知れていますね。多くのプロ野球選手も生み出しています。

そんな智辯学園は2020年の秋の近畿大会で見事に優勝して、2021年の春の選抜大会の出場を決めました。

今回は、智辯学園高校の野球部を特集します。2020年秋の優勝メンバーや戦績、監督の紹介、さらに甲子園での活躍ぶりやプロ野球入りしたOBにも触れますので、楽しみにしてくださいね。

智辯学園高校の2020年新メンバーをご紹介！

まずは、直近の公式戦である2020年秋季近畿地区大会出場時の登録メンバーをご紹介します。

全国的な強豪校ということもあり、登録の20名中16名が奈良県外の出身となっています。県外出身の選手も隣県などの関西地区出身の選手がほとんどです。

智辯学園高校の私のイチオシ選手！

私のイチオシ選手は、プロ注目のスラッガーの、前川右京(まえがわうきょう)選手です。

三重県出身の前川選手は、小学生の時にソフトボールを始め、野球に転向した中学時代には中日本選抜にも選出されるなどの実績もあげました。

智辯学園高校入学後は、優秀な選手が集まる中、1年春からレギュラーを獲得し、クリーンナップを担います。さらに1年夏には4番打者として甲子園の舞台でも活躍を見せました。

177cm・90kgとガッチリした体格のとおり、力強いスイングが持ち味の選手です。小坂監督からも、高校の先輩である「巨人の岡本のようになってほしい。可能性は十分ある」と期待をかけられています。

現に2年秋の県大会や近畿地区大会では、同じくプロ注目の投手からホームランを放つなどの活躍を見せ、チームの近畿地区大会優勝に大きく貢献しました。

昨年はコロナ禍で実戦の機会が少なかった中、高校通算で30本のホームランも記録しており、プロのスカウトからも高校生トップクラスの左バッターとの評価も受けています。

センバツの舞台では好投手との対戦が予想されますが、どんな好勝負を見せてくれるのか楽しみな選手です。

智辯学園高校2020年秋の公式戦の戦績

智辯学園高校野球部新チームの、初めての公式戦となる2020年秋季大会の戦績をご紹介します。

近畿大会で優勝して、見事に甲子園出場を決めました。

智辯学園高校の監督ってどんな人？

2021年3月現在、智辯学園高校野球部を率いる監督は、同校OBでもある小坂将商(こさかまさあき)さんです。

小坂監督ってこんな人

小坂監督は、奈良県のお隣の和歌山県出身ですが、智辯学園高校のOBで3年時には主将として夏の甲子園にも出場しています。法政大学に進学後も主将を任され、在学中3度のリーグ優勝に貢献しました。

その後、社会人野球で5年プレイした後、智辯学園高校野球部のコーチに就任しています。

普段の練習では厳しい指導をする小坂監督ですが、現代の子供たちに合わせた指導も行っています。新入生の生年月日を携帯電話にすべて登録し、誕生日当日に選手に必ず声を掛けるなど、2年半しかない高校野球生活で、いかに楽しくプレーをさせるかを考えているそうです。

また、練習後には一緒に食事に行ったり学校近くのお風呂に連れていくなど、選手をリラックスさせるコミュニケーションもとっています。

試合での作戦の面では、1～5回の前半と6～9回の後半に分けて試合を組み立てています。また、糖分を補給するために試合中にコーラを飲ませるなどユニークな一面もあります。

小坂監督就任後、甲子園初優勝を果たしたり、優勝候補の強豪校を破るなどの実績が目立つ智辯学園高校ですが、強豪校との対戦が予定されるセンバツの舞台で小坂監督がどのような采配を見せるのか注目です。

智辯学園高校野球部の甲子園での戦績

智辯学園高校野球部のこれまでの甲子園での戦績をご紹介します。

全国的な強豪校として知られる智辯学園高校ですが、2016年春には甲子園優勝も経験しています。

奈良県では、あの天理高校との2強体制を築いています。

甲子園での思い出の試合

私の智辯学園高校の思い出の試合として、2011年第93回夏全国高校野球選手権大会の3回戦の試合をご紹介します。

2回戦からの登場となった智辯学園ですが、初戦では山形の鶴岡東高校と対戦し、2-1で辛勝をおさめました。

3回戦では強豪校の横浜高校との対戦となりましたが、この年の横浜高校は後にプロ入りする選手が4人もスタメンに名を連ねていました。

試合は横浜高校が1回、2回、3回と1点ずつ得点し、さらに5回にも1点を加え、優位に進めます。一方、智辯学園は5回まで1安打しかすることができず、前半戦は予想以上に一方的な展開となってしましました。

6回表には上位打線で1点を返しますが、1-4とリードされたまま終盤を迎えます。最終9回表は2番からの好打順で、その2番浦野選手がヒットで出塁すると、横浜高校は好投を続けていた柳投手を交代させました。

勢いに乗りたい智辯学園は、さらに3番青山選手もヒットでつなぎ、無死一二塁とチャンスを広げました。しかし、4番5番打者が倒れ、万事休すとなってしまいます。

それでも、6番小野選手のセンター前ヒットで1点を返すと、続く打者は死球で2死満塁と一打同点のチャンスとなります。ここで代打の西村選手が値千金の同店タイムリーを放ち、試合は振り出しに戻りました。

その後も2つの四球と2つのヒットが生まれ、智辯学園はこの回一挙8得点をあげ、大逆転勝利をおさめました。

横浜高校からしてみれば「あと1つ」から悪夢の8失点となってしまいました。横浜高校の名将渡辺監督も「継投の難しさを感じた」と語るように高校野球ならではの「流れ」や「雰囲気」といったものがゲームの展開を大きく左右した試合でした。

智辯学園高校野球部出身のプロ野球選手

智辯学園高校野球部からは、これまで18人の選手がプロ入りしています。そこで、巨人の4番を務める岡本和真選手らの卒業年度と最初に入団した球団をご紹介します。

おわりに

今回は、智辯学園高校の野球部を特集してきましたが、いかがだったでしょうか？

近畿王者として挑む2021年の春の選抜大会、目標は2016年以来5年ぶりの全国制覇となるでしょう。

どのような戦いぶりを見せてくれるか、注目していきたいと思います。

最後までお読みいただき大感謝！みっつでした。