京滋大学野球連盟!全加盟校と歴代の優勝校や注目選手をご紹介

大学野球

こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです!

京滋大学野球連盟は1982年に設立された、京都府と滋賀県に所在を置く大学で構成された連盟です。12校の大学が加盟しており、2部制でリーグ戦が行われています。

今回は京滋大学野球連盟について特集します。加盟校や歴代の優勝校のご紹介、さらに注目選手にもスポットを当てますので、楽しみにしてくださいね。




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ご紹介する内容は、2021年8月現在となります

京滋大学野球連盟の全加盟校のご紹介

まずは、京滋大学野球連盟の加盟校を、全てご紹介します。

佛教大学
・連盟加入年 1970年

京都先端科学大学
・連盟加入年 1971年

びわこ成蹊スポーツ大学
・連盟加入年 2004年

花園大学
・連盟加入年 1993年

大谷大学
・連盟加入年 1950年

滋賀大学
・連盟加入年 1956年

滋賀県立大学
・連盟加入年 1996年

京都教育大学
・連盟加入年 1950年

京都府立大学
・連盟加入年 1950年

京都外国語大学
・連盟加入年 不明(1967年以前)

京都工芸繊維大学
・連盟加入年 1950年

京都薬科大学
・連盟加入年 1950年




主な加盟校のご紹介

次に、京滋大学野球連盟に加盟している大学の中から、1部リーグで優勝経験のある主な大学についてご紹介します。
*他連盟に移籍するなどで連盟を脱退した大学は除きます。

佛教大学

・創部   1968年
・優勝回数 57回
・主なOB  丸尾英司、河野秀数、大野雄大、張本優大

特色

京都市に所在を置く佛教大学は、1970年の連盟加盟の後発組ながら、57度のリーグ優勝を数えます。京滋大学野球連盟において、圧倒的なリーグ優勝回数です。

特に、京滋大学野球連盟が旧関西六大学リーグから独立して以降は16期連続リーグ優勝など華々しい成績を残しています。

当然全国大会にも数多く出場していますが、2019年の全日本大学野球選手権では大学としても連盟としても最高成績となる準優勝をとげるなど、全国的にも強豪校としての地位を築きつつあります。

連盟全体の傾向として、プロで活躍している選手はさほど多くないのですが、沢村賞投手である大野雄大選手は、2010年に佛教大学からドラフト1位指名を受け中日ドラゴンズに入団しました。

野球に力を入れている大学というだけあり、強豪校出身の選手が多く、部員数も多いのですが、関西圏の高校出身者で占められており
東日本の高校はおろか他の地域から入部している選手もあまりいません。

これは全国大会で結果を残すような強豪校としては珍しい選手構成かもしてません。

リーグ戦においては充分すぎるほどの実績を残しているため、悲願の全国大会での優勝が大きな目標となっています。

京都教育大学

・創部   1949年
・優勝回数 18回

特色

京都教育大学は、国立大学でありながら18回のリーグ優勝経験があります。しかし、そのうち16回は連盟が発足したばかりの1950年代の京都学芸大学時代に成し遂げたものです。

当時は10期連続リーグ優勝するなど、圧倒的強さを誇っていたことが伺えます。

1966年に現在の京都教育大学と名称を変更して以降は、2回の優勝にとどまり、1998年春の優勝からは遠ざかっています。さらに、ここ15年程は1部と2部を行ったり来たりしており、現在は2部で1部昇格を目指して戦っています。

部員は4学年で20数名程度で、下級生が大半を占めているのが特徴的です。部員全員が教員を目指して教育学部に所属しており、教育実習等もあるため他大学に比べると野球だけに集中するというわけにはいきません。

指導者として中高で野球を教えるような道に進む学生も多いと思いますので、野球人口や底辺の拡大といった点でも京都教育大学野球部には期待したいです。

京都先端科学大学

・創部   1969年
・優勝回数 16回
・主なOB  梅原伸亮、喜多隆介

特色

京都先端科学大学はリーグ3位となる16回のリーグ優勝経験があります。旧関西六大学リーグの下部組織だった1971年に加盟し、50年に渡って京都学園大学として親しまれてきました。

現在の京滋大学野球連盟の体制となった初年度に初めてのリーグ優勝すると、以降は常に上位に食い込み、数年に1度のペースで優勝しています。

2010年頃からは佛教大学の牙城を崩しつつあり、4期連続リーグ優勝など約10年間で11度の優勝と堂々の成績を残しました。2015年に、スポーツ科学やスポーツマネジメントに関する学部が開設し、学生アスリートを受け入れやすい環境も整った事も要因でしょう。

また、2019年には大学設置から50年に伴い、京都学園大学から京都先端科学大学に名称が変更されました。

部員数は80名程度で、全員の出身校等は確認できませんでしたが、入部制限等もあるようで、関西圏を中心とした強豪校出身の選手が集まっているものと思われます。

近年のリーグ戦での成績の割にはプロ野球選手がなかなか生まれていない状況が続いていましたが、2020年のドラフト会議では育成2位ながら、喜多隆介が読売ジャイアンツから指名を受けました。

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大谷大学

・創部   1923年
・優勝回数 3回

特色

大谷大学は京都府に数多くある仏教系大学の1つです。浄土真宗大谷派のが母体となっており、全国にある○○大谷高校は別法人が運営していますが起源は一緒となっております。

1928年に京都大学専門学校野球連盟から、大谷大学・京都府立医科大学・京都帝国大学・立命館大学・龍谷大学の5つの旧制大学が
京都五大学野球連盟を設立しましたが、これが京滋大学野球連盟につながっており、大谷大学野球部は歴史のある野球部の1つです。

1950年に発足した京都六大学連盟の創設時のメンバーでもあり、リーグ戦では3度の優勝経験があります。

現状では優勝戦線に絡んでいるとは言いづらく、2部落ちも何度か経験していますが、すぐさま1部に昇格しており1部リーグを盛り上げている存在です。実家がお寺の選手も多く、現在は住職として働く野球部OBもたくさんいるのが面白いところです。

大学の所在地は京都府にありますが、練習等はお隣の滋賀県大津市で行っています。
レギュラー陣は京都府近辺の強豪校の選手で固められていて、リーグ上位の他大学と遜色ない力は持っていると思われますが、部員数は半分ほどで層の薄さが課題といったところです。

京都薬科大学

・創部   1920年
・優勝回数 3回
・主なOB  増田卓

特色

京都薬科大学は、京都教育大学・京都工芸繊維大学・京都府立大学・龍谷大学・大谷大学と並び連盟創設時から加盟している6つの大学の1つです。

全身の京都大学専門学校野球連盟時代からリーグ戦を行っており、京都薬科大学野球部には歴史があります。

京滋大学野球連盟となってからは連盟の黎明期にリーグ3連覇をしていますが、これ以降はリーグ戦での優勝はありません。それどころか、リーグが2部制となってからはほとんど2部での戦いとなっており、1部リーグ参戦は通算でも数シーズンのみとなっています。

勉強に重点を置かなくてはならない薬学部のみの単科大学で、試験1ヶ月前から試験休みとなってしまうことや、平日の練習はは毎日15時までで、アルバイトと両立している選手もいるようなので、現状では野球にはそこまで力を入れていないようです。

また、現在は部員不足によりリーグ戦も参戦できていない上に、2021年春の2部リーグはコロナの影響でリーグ戦が中止になるなど、部の存続に関わるような逆風が吹き続けています。

歴史のある野球部だけに、現状は寂しい状況ではありますが、今後もリーグ戦を盛り上げる存在であって欲しいです。

花園大学

・創部   1993年
・優勝回数 1回
・主なOB  北條葵己(独立リーグ)

特色

花園大学は、京都市に所在を置く仏教系の大学です。設立の経緯から大学自体は歴史のある大学ですが、野球部は1993年に創部・連盟加盟と歴史は浅い部類に入ります。

創部3年目の1995年には初の1部昇格を決めると、2度の2部降格はあったものの、すぐさま1部に昇格し見事に1部定着を果たしています。そして2016年春には1部リーグ戦で悲願の初優勝を成し遂げました。前年秋のリーグ戦まで3期連続で6位からの躍進でした。

強豪校出身の選手もいますが、関西圏を中心とした西日本の中堅校出身の選手が多いようです。部の歴史が浅いだけあって情報が少ないのが残念ですが、その辺も含めて今後もリーグ戦ではダークホース的存在として楽しませてくれそうです。




歴代優勝校のご紹介

京滋大学野球連盟のリーグ戦の歴代優勝校について、リーグ戦が開始された1950年のものからご紹介します。

年度(西暦)年度(和暦)春の優勝校秋の優勝校
1950年昭和25年龍谷大
1951年昭和26年龍谷大龍谷大
1952年昭和27年京都学芸大京都薬科大
1953年昭和28年京都薬科大京都薬科大
1954年昭和29年京都学芸大京都学芸大
1955年昭和30年京都学芸大京都学芸大
1956年昭和31年京都学芸大大谷大
1957年昭和32年京都学芸大京都学芸大
1958年昭和33年京都学芸大京都学芸大
1959年昭和34年京都学芸大京都学芸大
1960年昭和35年京都学芸大京都学芸大
1961年昭和36年京都学芸大京都学芸大
1962年昭和37年龍谷大龍谷大
1963年昭和38年龍谷大京都大
1964年昭和39年京都大京都大
1965年昭和40年京都大京都大
1966年昭和41年京都大京都大
1967年昭和42年京都大立命館大
1968年昭和43年京都大立命館大
1969年昭和44年京都産業大京都産業大
1970年昭和45年京都産業大京都産業大
1971年昭和46年京都産業大立命館大
1972年昭和47年京都産業大京都産業大
1973年昭和48年京都産業大龍谷大
1974年昭和49年立命館大京都産業大
1975年昭和50年京都産業大京都産業大
1976年昭和51年京都産業大龍谷大
1977年昭和52年京都産業大龍谷大
1978年昭和53年龍谷大京都産業大
1979年昭和54年京都産業大龍谷大
1980年昭和55年京都産業大京都産業大
1981年昭和56年龍谷大京都産業大
1982年昭和57年佛教大京都学園大
1983年昭和58年佛教大佛教大
1984年昭和59年佛教大佛教大
1985年昭和60年佛教大京都教育大
1986年昭和61年佛教大佛教大
1987年昭和62年佛教大佛教大
1988年昭和63年京都学園大佛教大
1989年平成元年大谷大佛教大
1990年平成2年佛教大佛教大
1991年平成3年佛教大佛教大
1992年平成4年佛教大佛教大
1993年平成5年佛教大佛教大
1994年平成6年佛教大佛教大
1995年平成7年佛教大佛教大
1996年平成8年佛教大佛教大
1997年平成9年佛教大京都学園大
1998年平成10年京都教育大佛教大
1999年平成11年佛教大大谷大
2000年平成12年佛教大佛教大
2001年平成13年京都学園大佛教大
2002年平成14年佛教大佛教大
2003年平成15年佛教大佛教大
2004年平成16年佛教大佛教大
2005年平成17年佛教大佛教大
2006年平成18年京都学園大佛教大
2007年平成19年佛教大佛教大
2008年平成20年佛教大佛教大
2009年平成21年佛教大佛教大
2010年平成22年佛教大京都学園大
2011年平成23年京都学園大佛教大
2012年平成24年京都学園大京都学園大
2013年平成25年京都学園大京都学園大
2014年平成26年佛教大佛教大
2015年平成27年京都学園大京都学園大
2016年平成28年花園大京都学園大
2017年平成29年京都学園大佛教大
2018年平成30年京都学園大佛教大
2019年令和元年佛教大佛教大
2020年令和2年新型コロナの影響で中止佛教大
2021年令和3年佛教大
※1962年~1981年は関西六大学野球連盟の下部リーグ




学校別優勝回数ランキング

続いて、学校別にリーグ戦の優勝回数とランキングを紹介します。

順位学校名優勝回数(春・秋)
1位佛教大57回(27・30)
2位京都教育大18回(10・8)
2位京都産業大※18回(10・8)
4位京都先端科学大16回(9・7)
5位龍谷大※12回(5・7)
6位京都大※9回(5・4)
7位立命館大※4回(1・3)
8位大谷大3回(1・2)
8位京都薬科大3回(1・2)
10位花園大1回(1・0)
※連盟脱退済み

優勝回数では、佛教大学の2位以下に大差をつけていますが、近年では京都先端科学大学が優勝回数を急激に伸ばしています。




2021年秋の京滋大学野球連盟の注目選手

私が2021年の秋のリーグ戦で注目している、3人の選手をご紹介していきます。

木村光選手

在籍校/学年 佛教大学/3年 
身長/体重  173cm/71kg  
投/打    右投げ左打ち   
ポジション  投手  
出身高校   奈良大学付属高校  

木村選手は、2021年春リーグ戦で最も活躍した、注目投手です。意外にも高校時代は公式戦初登板が3年夏でしたが、エースとしてチームを甲子園初出場に導き、143キロもマークしました。

大学では1年からリーグ戦登板を任されると、3年春には先発として5勝を挙げ、防御率0.62の好成績でリーグ優勝に大きく貢献しています

昨年冬には腰を疲労骨折してしまいますが、投げられない間のトレーニングで、球速を148キロまで伸ばしてきました。

身長は173cmと上背はないものの、力強いボールやスプリットやスライダーを織り交ぜた奪三振率の高さが魅力の投手です。全日本大学野球選手権では初戦で敗戦投手となり、悔しい結果となりました。

しかし、早くも来年のドラフト候補にも挙がっており、最上級生となる来年が非常に楽しみな投手です。

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香水晴貴選手

在籍校/学年 びわこ成蹊スポーツ大学/4年 
身長/体重  180cm/73kg  
投/打    右投げ左打ち   
ポジション  投手  
出身高校   近江高校  

香水選手は、近年のびわこ成蹊スポーツ大学の躍進の原動力となるエースピッチャーです。

中学時代にはボーイズリーグ代表で世界大会に出場し、優勝も経験するなどエリート街道を歩みます。高校は地元の名門の近江高校に進学し、外野手と兼任で主力選手として活躍しましたが甲子園出場はできませんでした。

大学入学後は投手に専任し、1年からベンチ入りすると、2年時には秋のリーグ戦で5勝を挙げてベストナインを活躍するなど、リーグでも有数の投手の仲間入りを果たしました。

スルークォーターから投げ下ろすストレートは最速147キロを記録し、縦のスライダーなどを織り交ぜたピッチングスタイルです。

現状ではプロ入りは厳しいかもしれませんが、社会人等の上のステージでさらに化ける可能性は充分秘めています。

木下隆也選手

在籍校/学年 佛教大学/4年 
身長/体重  177cm/70kg  
投/打    左投げ左打ち   
ポジション  投手  
出身高校   奈良大学付属高校 

リーグ戦では圧倒的成績を残す佛教大学野球部ですが、その最上級生エースとして活躍するのが木下選手です。先に紹介した木村光選手とは高校でも1学年先輩で、大学でも先輩後輩での投手リレーなどで注目を集めます。

リーグ戦では通算で5勝止まりですが、全国大会では17イニングを投げ失点0で3勝をあげるなど、全国の舞台でも通用する実力の持ち主です。

木下選手の魅力は、大きな腕の振りでの投げっぷりの良さの割には制球力が良く、キレのあるスライダーを持っていることです。最速は144キロですが、左腕で腕が遅れて出てくるフォームのため、球速以上のキレや打ちづらさがあります。

チームでは先発だけでなくロングリリーフもこなすことから、多彩な起用法に対応できるのも強みです。選手としての完成度としてはまだ成長の余地がありますが、その成長を見せることができれば将来的なプロ入りは夢ではありません。




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