ナックルの投げ方!軟式でもOKな握り方を写真入りで詳しく解説!

ボールの投げ方

こんにちは、みっつです。

ナックルボールって数ある野球の変化球の中でも、最も特徴のある球種ではないでしょうか?プロの選手が投げても、ボールのスピードは100キロに満たない、しかし打つことがなかなか難しい。そして握り方も独特ですよね。

今回はナックルボールの特集です。まずは独特な握り方を右・左ともに写真入りで解説していきます。そして、ナックルボールの効果的な使い方やナックルボールの代表的な使い手もご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね。

ご注意
ご紹介する内容は、筆者の思いや推測が含まれています。そして様々な投げ方や握り方がある中での一つをご紹介しています。正確さを保証している訳ではありませんので、御理解の上お読みください。

ナックルボールの握り方と投げ方のコツを伝授!

ナックルボールは「ハエの動き」によく例えられます。室内を飛び回るハエを丸めた新聞紙で叩き落そうとした経験があるかと思います。しかし、新聞紙が生えに当たると思った瞬間に、ハエはスッと新聞紙を避けてしまいますよね。

このハエを野球のボール、丸めた新聞紙をバットに置き換えると、ナックルボールを打ち返そうとする打者になります。「バットに当たりそうで当てられない」のが魔球と呼ばれるナックルです。その、ナックルボールの握り方はとても独特です。

ナックルボールはフォークボールと同様に、一定の軌道からストンと落ちる変化球に分類されます。フォークボールは無回転ボールと言われますが、実際は、ピッチャーの手元を離れてから、キャッチャーミットに収まるまで、10回転弱はしています。

それに対して、ナックルボールはホームベースまで2~3回転で到達する、まさに無回転ボールになります。

ナックルボールの握り方は、人差し指と中指の2本を折り曲げてボールに当てます。親指と薬指は自然に開いて、不安定なボールを両端でしっかりと支えます。

スピンを与える必要のないナックルボールは、指を縫い目に掛ける必要もありません。第1間接の外側を、縫い目に沿わせる程度で握ります。

ちなみに、日本の投手には、人差し指と中指、更に薬指を加えた、3本の指を折り曲げてボールを握る選手が多いようです。

右ピッチャーの握り方の例

左ピッチャーの握り方の例

ナックルボールを投げる時は、折り曲げた人差し指と中指を弾くようにリリースするのがポイントです。ボールに折り曲げた指の爪を立てる選手もいますが、爪を傷めないように注意が必要です。

ナックルボールは英語で間接を意味しますが、指の間接を折り曲げてボールを弾くように投げるところが名前の由来です。

ナックルボールは手首のスナップを使わずに、ボールを弾くように投げるため、日本人の腕力や肩の力では難しいとされています。

アメリカ大リーグの選手と比較して体格差のある日本人は、手のサイズも小さく、筋力も劣っています。そこで、日本人は筋力が劣る点をカバーすることを目的とし、3本の指でボールを弾き出すようにしています。

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ナックルボールの効果的な使い方って?

打者にとっては、ナックルボールが投げられると解っていても打てない魔球です。ただし、球速は遅いことから、ボールが手元に来るまでじっくりと待つことが出来るのです。いくら魔球と言っても、プロ野球の打者から空振りを取るのは容易くありませんが、連打を浴びる確率は少ないといえます。

ナックルボールは打者から凡打を引き出したい時には有効です。特に、投げられると解っていながらも打てないのですから、配球の中に組み入れやすい変化球です。

また、ナックルボールは手首をスナップさせて投げないことから、ヒジや肩への負担も少なく、故障のしにくい変化球とも言われています。ナックルボールを得意とする投手の多くは、ナックルボールを多投する傾向があるようです。

そもそも、アメリカ大リーグには、「ナックルボールを習得すれば他の変化球は必要ない」とする考え方もあり、1人の打者に対して全球ナックルボールで勝負をする投手もいるほどです。

また、ナックルボールは無回転に近いことから、縫い目にかかる空気抵抗が大きくなり、揺れるような変化をします。よって、ナックルボールに自然の風が加わると、更に変化が読めなくなることから、ドーム球場よりも屋外の球場の方が効果を発揮するようです。

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プロ野球でイチオシのナックルボールの使い手は?

これまで、日本のプロ野球界では、ナックルボールを武器に大成した投手はいませんが、アメリカ大リーグにはナックルボーラー(ナックルを得意とする投手)と呼ばれる投手がたくさんいます。

ナックルボールの歴史は古く、1908年にアメリカのベースボールマガジンで紹介されています。およそ120年の歴史の中で、最も有名なナックルボーラーと言えば、ナックルボール全盛時代に活躍をしたニークロ兄弟です。

1964年にデビューした兄のフィル・ニークロと、1967年にメジャー昇格を果たした、弟のジョー・ニークロは、2人で通算539勝の成績を残しています。

ナックルボールはヒジや肩への負担が少ないことからを、ナックルボールを得意とする投手は長寿のイメージがあります。実際に、兄のフィル・ニークロ投手は40歳を越えてからも121勝を挙げており、これは歴代1位の記録として残っています。

フィル・ニークロはわずか球速60KMのナックルを武器に、最優秀防御率1回、最多勝利2回、最多奪三振1回のタイトルも獲得しました。弟の、ジョー・ニークロ投手は当初、ナックルボールを投げていませんでしたが、調子を落とした際、兄に薦められてナックルボールを習得しました。

その後、復活をしたジョー・ニークロ選手も、43歳まで現役選手として活躍し、通算221勝の成績を残しています。

まとめ

今回は、野球のナックルボールについて特集してきましたが、いかがだったでしょうか?ナックルボールは握り方が独特で、実際に投げて「使える」ようになるのは大変ではないかと思います。

しかし投げる人が少なく、使えるようになればとても効果的でしょうね。身体への負担も少ないので、チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

最後までお読み頂き大感謝!みっつでした。