背番号12番!野球ではどんな選手がつけるの?主な名選手もご紹介!

豆知識

こんにちは、みっつです。

12という数字、どのようなイメージがありますでしょうか?地味?派手?私はあまり印象に残っていない数字という感想です(^_^;)

野球の背番号にも12番は存在していて、数多くの選手が背番号12番をつけて試合にのぞんできました。

今回は、野球において背番号12番をつける選手は、どのような特徴があるかを解説していきたいと思います。そして、背番号12番をつけて大活躍した選手もご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!

ご注意
ご紹介する内容は、筆者の思いや推測が含まれています。また正確さを保証している訳ではありませんので、御理解の上お読みください。

■目次(クリックすると飛びます)

背番号12番をつける選手の特徴って?

まずは、背番号12番を付けた選手にどのような共通点があるのか解説していきます。

結論としては、背番号12番はピッチャーやキャッチャーというバッテリーがつけるケースが多い、という事です。

プロ野球ので2018年5月現在の各チームの選手を調べてみると、ピッチャー7人、キャッチャー2人、内野手3人という結果となっています。

高校野球では、背番号12番は控えの捕手が付けることが多いです。第90回選抜高校野球大会では、ベスト4に入ったチームのうち3校で控えの捕手が背番号12番を付けていました。

大学野球では東京六大学の2018年春季の各チームを調べてみると、ピッチャー1人、キャッチャー3人、欠番2チームです。

社会人野球では、筆者が任意にピックアップした6つのチームのうち、5つで投手が背番号12番を付けていました。

傾向として、プロ野球や社会人野球ではピッチャーが多く、高校や大学ではキャッチャーが多いという事がわかりますね。

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背番号12番の歴代名投手をご紹介

次に、背番号12番をつけた名投手をご紹介しますね。

福間納選手

生年月日  1951年7月13日
出身地   島根県
投/打   左/左
プロ野球歴 ロッテオリオンズ (1979年~1981年)
      阪神タイガース (1981年~1990年)
タイトル  最優秀防御率:1回 (1983年)

福間納選手は1979年にロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)に入団して、1990年までロッテオリオンズや阪神タイガースでプレーしました。

阪神タイガースに移籍してから活躍の場が増え、1983年には最優秀防御率のタイトルを獲得し、1985年には先発や中継ぎとして8勝をあげて優勝に貢献しています。

福間選手は阪神タイガースに移籍した後背番号12番をつけました。

角盈男(スミミツオ)選手

生年月日  1956年6月26日
出身地   鳥取県
投/打   左/左
プロ野球歴 読売ジャイアンツ (1978年~1989年)
      日本ハムファイターズ (1989年~1991年)
      ヤクルトスワローズ (1992年)
タイトル  最優秀救援投手:1回 (1981年)

角盈男選手は1978年から1992年まで読売ジャイアンツや日本ハムファイターズ、ヤクルトスワローズでプレーしました。

中継ぎや抑えとして活躍して、1981年には防御率1,47・20セーブという素晴らしい成績を残して、リーグ優勝に貢献しています。

角選手は1979年から1980年まで背番号12番をつけていました。

郭泰源(カク・タイゲン)選手

生年月日  1962年3月20日
出身地   台南市(台湾)
投/打   右/右
プロ野球歴 西武ライオンズ (1985年~1997年)
タイトル  最高勝率:2回 (1988年、1994年)

郭泰源選手は1985年から1997年まで西武ライオンズでプレーし、プロ1年目で月間MVPを受賞したりノーヒットノーランを達成したりと、大器の片鱗を見せました。

1987年からは本格的な活躍を示し、1988年と1994年には最高勝率のタイトルを獲得しています。また、1991年にはMVP・ベストナイン・ゴールデングラブ賞を同時に受賞しました。

郭選手は1985年と1986年に背番号12番をつけてプレーしています。

林昌勇(イム・チャンヨン)選手

生年月日  1976年6月4日
出身地   全羅南道(韓国)
投/打   右/右
プロ野球歴 ヘテ・タイガース (1995年~1998年)
      サムスン・ライオンズ (1999年~2007年)
      東京ヤクルトスワローズ (2008年~2012年)
      シカゴ・カブス (2013年)
      サムスン・ライオンズ (2014年~2015年)
      起亜タイガース (2016年~)
タイトル  最優秀救援投手:2回(1998年、2004年)
      最多セーブ:1回(2015年)
      最優秀防御率:1回(1999年)

林昌勇選手は、1995年からプロ野球生活をスタートして13年間韓国でプレーしました。救援投手として活躍しただけではなく、2001年から2003年には3年連続で先発投手として2桁勝利と好成績を残しています。

2008年からは東京ヤクルトスワローズでプレーして、5年間で通算128セーブと活躍しました。

2009年の第2回ワールド・ベースボール・クラシックでは4試合無失点の活躍で韓国の準優勝に貢献しています。

2014年からはふたたび韓国でプレーして、2014年と2015年に二年連続で30セーブ以上をあげる活躍をしました。

林選手は2008年から2013年、2016年7月から現在まで背番号12番をつけています。

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川崎雄介選手

生年月日  1982年2月17日
出身地   宮崎県
投/打   左/左
プロ野球歴 千葉ロッテマリーンズ (2006年~2010年)
      阪神タイガース (2010年~2013年)
      埼玉西武ライオンズ (2013年~2014年)
タイトル  最優秀中継ぎ投手:1回 (2008年)

川崎雄介選手は、2006年から2014年まで千葉ロッテマリーンズや阪神タイガース、埼玉西武ライオンズでプレーしました。中継ぎ投手として活躍し、2007年には48試合に登板して与四死球10・12試合連続無失点など安定感抜群の投球で防御率1,65を記録しています。

2008年には65試合に登板して29ホールドポイントを獲得し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しました。

川崎選手は2008年から2010年開幕直後まで背番号12番をつけていました。

以上の5名の他にもこのような選手が背番号12番を付けてプレーしました。

井上祐二選手

生年月日  1963年3月2日
出身地   宮崎県
投/打   右/右
プロ野球歴 南海ホークス
      福岡ダイエーホークス (1981年~1994年)
      広島東洋カープ (1994年~1996年)
      千葉ロッテマリーンズ (1997年)
タイトル  最優秀救援投手:1回(1989年)

河野昌人選手

 
生年月日  1978年5月7日
出身地   佐賀県
投/打   右/右
プロ野球歴 広島東洋カープ (1997年~2003年)
      福岡ダイエーホークス (2004年)
タイトル  なし

木佐貫洋選手

生年月日  1980年5月17日
出身地   鹿児島県
投/打   右/右
プロ野球歴 読売ジャイアンツ (2003年~2009年)
      オリックス・バファローズ (2010年~2012年)
      北海道日本ハムファイターズ (2013年~2015年)
タイトル  なし

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意外?背番号12番の名野手たち

背番号12番を付けていた選手は投手が多いですが、野手で背番号12番を付けて活躍した選手もいますので、ご紹介します。

広瀬叔功(ヒロセ・ヨシノリ)選手

生年月日  1936年8月27日
出身地   広島県
投/打   右/右
プロ野球歴 南海ホークス (1955年~1977年)
タイトル  首位打者:1回 (1964年)
      盗塁王:5回 (1961年~1965年)

広瀬叔功選手は1955年から1977年まで南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)でプレーしました。リードオフマンとして活躍して、打率ベスト5を5回達成するなど安定した打撃を披露しました。

また広瀬選手は盗塁の達人であり、通算盗塁数歴代2位・通算盗塁成功率歴代1位の記録を保持しています。

広瀬選手は1961年から1979年まで背番号12番を着用しました。

柴田勲選手

生年月日  1944年2月8日
出身地   神奈川県
投/打   右/両
プロ野球歴 読売ジャイアンツ (1962年~1981年)
タイトル  盗塁王:6回 (1966年、1967年、1969年、1972年、1977年、1978年)

柴田勲選手は1962年から1981年まで読売ジャイアンツでプレーしました。

盗塁王のタイトルを6回獲得したほか、ダイヤモンドグラブ賞を5回受賞するなど攻守にわたって活躍して、読売ジャイアンツの黄金時代を築きました。

柴田選手は1962年から1969年まで背番号12番をつけました。

鈴木尚広選手

生年月日  1978年4月27日
出身地   福島県
投/打   右/両
プロ野球歴 読売ジャイアンツ (1997年~2016年)
タイトル  なし

鈴木尚広選手は1997年から2016年まで読売ジャイアンツでプレーしました。「代走のスペシャリスト」と称され、代走での通算盗塁数の日本記録を持っています。

鈴木選手は2007年から2016年まで背番号12番を着用しました。

以上の3名の他にもこのような選手が背番号12番を着用してプレーしていました。

草野大輔選手

生年月日  1976年12月4日
出身地   宮崎県
投/打   右/左
プロ野球歴 東北楽天ゴールデンイーグルス (2006 – 2012)
タイトル  なし

まとめ

今回は、背番号12番は野球ではどんな選手がつけるかを解説してきました。背番号12番をつけて活躍したプロ野球選手もご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

ピッチャーやキャッチャーがつけるケースが多い中で、プロ野球や社会人野球ではピッチャーが多く、高校や大学ではキャッチャーが多い傾向もわかりました。

あまり多くない背番号12番の野手の中で、今回ご紹介した3選手は『盗塁のプロ』である事は興味深いです。

背番号12番についての記事が、皆さんのお役に立てると嬉しいです!

最後までお読み頂き大感謝!みっつでした。