こんにちは、みっつです。
日本のプロ野球のチームで最も新しい東北楽天ゴールデンイーグルス、2018年までに背番号25番を背負った選手は合計で5名になります。
日本のプロ野球では、背番号25番は、投手よりも野手がつける傾向が強くなっていますが、東北楽天ゴールデンイーグルスはどうなのでしょうか?
今回は、東北楽天ゴールデンイーグルスの背番号25番について特集していきます。
歴代の背番号25番の全選手と主な選手の経歴、背番号25番をつけた選手の傾向をご紹介しますので、楽しみにしてくださいね。
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歴代の背番号25番を背負った全選手をご紹介
まずは、東北楽天ゴールデンイーグルスの背番号25番を付けた、歴代の全選手をご紹介いたします。
年 度 | 年 数 | 球 団 名 | 選 手 名 |
---|---|---|---|
2005年~2006年 | 2年 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 佐竹学選手 |
2007年~2012年 | 6年 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 横川史学選手 |
2013年~2014年 | 2年 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | ジョーンズ選手 |
2015年 | 1年 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 空白 |
2016年 | 1年 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 牧田明久選手 |
2017~ | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 田中和基選手 |
背番号25番を付けて活躍した3選手
次に、東北楽天ゴールデンイーグルスの背番号25番をつけて活躍した3選手の経歴をご紹介しますので、是非参考にしてください。
アンドリュー・ジョーンズ選手
生年月日 1977年4月23日
出身地 オランダ領キュラソー島
投/打 右/右
プロ野球歴 アトランタ・ブレーブス(1996年~2007年)
ロサンゼルス・ドジャース(2008年)
テキサス・レンジャーズ(2009年)
シカゴ・ホワイトソックス(2010年)
ニューヨーク・ヤンキース(2011年~2012年)
東北楽天ゴールデンイーグルス(2013年~2014年)
タイトル 特になし(日本プロ野球)
ジョーンズ選手は、現役大リーガーとして、大きな期待を受けて楽天イーグルスに入団をいたしました。アメリカ大リーグ時代のジョーンズ選手は、10年連続でゴールドグラブ賞を受賞する堅実な守備に加え、本塁打王1回・打点王1回を獲得する長距離打者でもありました。
攻守にわたってレベルの高いプレーをする選手でしたね。
アメリカ大リーグのスター選手でもあったジョーンズ選手は、東北楽天ゴールデンイーグルスでも開幕から4番打者を任されると、期待通りの活躍をし、その年のオールスターにも指名打者部門で選出されました。
入団1年目となった2013年は、24勝0敗1セーブで日本プロ野球史上初のシーズン無敗での最多勝を達成した田中将大投手とともに、チームの日本一に大きな貢献をいたしました。
ジョーンズ選手は2014年もチームに残留しましたが、2013年の成績を上回る事が出来ずに自由契約となり残念ながら退団をいたしました。
東北楽天ゴールデンイーグルスでも活躍をしたものの、大リーグ時代の全盛期と比べると、やや衰えを感じさせていました。しかし、在籍した2年間ともにフォアボールがパリーグナンバーワンであった事から、いかにジョーンズ選手が警戒されていたかがわかりますね。
私がジョーンズ選手の活躍で一番印象に残っているのが、2013年9月26日の、埼玉西武ライオンズ戦です。優勝がかかった大一番で1対3でリードされていた満塁の場面で登場したジョーンズ選手は、右中間に逆転の2塁打を放ち、チームの優勝に大きく貢献しました。
決して打率も高いわけではなく三振も多かったのですが、ここぞ!といった場面でチームを優勝に導いたジョーンズ選手は、真の4番バッターといえる選手でした。
横川史学選手
生年月日 1984年12月3日
出身地 千葉県千葉市
投/打 右/左
プロ野球歴 東北楽天ゴールデンイーグルス(2007年~2012年)
読売ジャイアンツ(2013年~2015年)
タイトル 特になし
横川選手は野球の名門、常総学院高等学校に進学すると、2001年の第73回選抜高等学校野球大会で優勝をいたしました。その後、青山学院大学へ進学すると、4番打者として東都大学野球リーグの連続優勝に貢献をいたしました。
なお、横川選手がいた学年は、青山学院大学の最強時代と呼ばれ、その年のプロ野球ドラフト会議では4名の選手が指名を受けプロ野球入りを果たしています。
長打力を備えた左の大砲として期待されて、楽天イーグルスに入団をした横川選手でしたが、一軍登録されても好調を維持することができず、登録抹消を繰り返します。
特に、守備でのエラーが多かった横川選手は、フロントの信用が得られず、入団6年目の2012年のシーズン終了後に巨人へ交換トレードで移籍をいたしました。
田中和基選手
生年月日 1994年8月8日
出身地 福岡県福岡市
投/打 右/右・左
プロ野球歴 東北楽天ゴールデンイーグルス(2017年~)
タイトル 特になし
田中選手は高校時代に捕手としては珍しい、スイッチヒッターとして活躍した選手です。その後、立教大学に進学をすると、捕手から外野手へとコンバートされます。そして、スイッチヒッターの長距離打者として期待され、2016年に楽天イーグルスに入団をしました。
入団2年目の2018年には、打撃フォームの改良により2ケタの本塁打を記録し、これからの活躍が期待される選手です。
田中選手は2018年に初めて規定打席に達してレギュラーとして活躍しましたが、実はシーズン中のフォーム改造によって活躍するようになったのでした。2018年の5月6日に二軍の試合を見に行きましたが、その時にちょうどフォーム改造中だったようで、試合後も熱心にフォームをチェックしている田中選手が印象的でした。
東北楽天ゴールデンイーグルスの背番号25番の傾向
球団誕生以来5名の選手がつけてきた背番号25番、全ての選手が野手となっています。この傾向は他のチームと同じであり、東北楽天ゴールデンイーグルスでも、背番号25番は野手がつける番号です。
ご紹介したとおり、背番号25番で最も強烈な印象を植え付けた選手は、2013年の球団初の日本一に大きく貢献をした、ジョーンズ選手です。
歴史の浅い東北楽天ゴールデンイーグルスは、チームの戦力UPが急務であったことから、大物メジャー選手を次々と獲得をしてまいりました。その中でも、背番号25番をつけたジョーンズ選手は、最強の助っ人としてチームに欠かせない存在でした。
⇒東北楽天ゴールデンイーグルスの話題
そして、背番号の話題を始めとした野球の豆知識に関してはこちらをどうぞ
⇒野球の豆知識
まとめ
今回は、東北楽天ゴールデンイーグルスの背番号25番について特集してきましたが、いかがだったでしょうか?他のチームと同じように、野手がつける番号として定着していましたね。
2018年に大活躍した田中和基選手、まだまだ伸びる要素が多い楽しみな選手です。全盛期のジョーンズ選手のように、攻守にわたってレベルの高い選手に育って欲しいと願ってやみません。
最後までお読み頂き大感謝!みっつでした。