福岡大大濠高校野球部！2020年・2021年メンバーや成績・監督や甲子園の活躍をご紹介

こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです！

福岡大大濠高校は1980年代の福岡を代表する強豪校で、古くからの高校野球ファンにはお馴染みの高校です。1990年代以降は低迷期がありましたが、近年は毎年のように有力選手を擁し、復活傾向にあります。

2020年の秋の九州大会で見事に準優勝を果たし、2021年の春の甲子園出場に大きく前進しました。

今回は、福岡大大濠高校の野球部を特集します。2020年秋ののメンバーやイチオシ選手、2020年の秋の公式戦の戦績、さらに監督や甲子園での活躍ぶり、プロ野球に入ったOBまでご紹介しますので、楽しみにして下さいね。

福岡大大濠高校の2020年秋のメンバーをご紹介！

まずは、直近の公式戦である2020年秋季九州地区大会出場時の登録メンバーをご紹介します。

メンバー20人中15人が福岡県出身ですが、隣県や関西から入学してきている選手もいます。

福岡大大濠高校の私のイチオシ選手！

近年、福岡大大濠高校は毎年のように注目選手を擁しておりますが、今年もタレント揃いの陣容となっています。その中でも私のイチオシ選手は、エースナンバーを背負う左腕・毛利海大選手です。

毛利選手は、小学生時代から福岡ソフトバンクホークスジュニアに選出されるなど注目選手でした。中学時代にも、最速135キロをマークするなどし、日本代表にも選出されています。

177cm・70kgとやや線は細めですが、最速は140キロを超えており、加えて変化球の精度や制球力も高く、高校入学後も順調に成長していると言えるでしょう。

1学年上にはオリックスにドラフト1位指名された山下投手がいたため、エースナンバーを背負ったのは2年秋からになりますが、2年連続のドラフト指名も夢ではなくなっています。

福岡大大濠高校2020年秋の公式戦の戦績

次に、福岡大大濠高校野球部新チームの、初めての公式戦となる2020年秋季大会からの戦績をご紹介します。

福岡県大会で優勝して臨んだ九州大会で見事に準優勝して、2021年春の甲子園出場に前進しています。

福岡大大濠高校の監督ってどんな人？

福岡大大濠高校の野球部を率いる監督は、同校OBでもある八木啓伸さんです。

八木監督はこんな人

八木監督は、福岡大大濠高校時代は、将で4番、立命館大学では主に外野手としてプレーしました。

大学卒業後は銀行に就職し、野球から離れましたが、高校野球が忘れられず、高校野球の指導者となるため銀行を退職し、母校でコーチをしながら教員免許を取得したという経歴の持ち主です。

コーチ・部長を経て監督に就任すると、2017年には26年ぶりにチームを甲子園に導きました。甲子園では「球数制限」が導入される前からエースの将来を考え、登板を回避させるなど、現代型の高校野球の指導者と言えます。

「チームの勝利のために何ができるか全員に考えさせている。中軸打者にもバントをさせる。」と語るように派手さはないが、堅実な試合運びのゲームを展開する印象です。

福岡県や九州地区大会でもエースを中心に守りを固め、しっかりと接戦を勝ち上がって、甲子園へ大きく前進しました。

福岡大大濠高校野球部の甲子園での戦績

福岡大大濠高校野球部のこれまでの甲子園での戦績をご紹介します。

福岡県を代表する強豪校のイメージがありますが、春夏通算7回の出場で最高成績はベスト8というのは少し意外な気がします。

甲子園での思い出の試合

福岡大大濠高校の思い出の試合として、2017年第89回春選抜高校野球大会の2回戦の試合をご紹介します。

初戦で岡山の強豪である創志学園高校に快勝した福岡大大濠高校は、2回戦で滋賀学園高校との対戦となりました。福岡大大濠高校は日本代表候補にも選出されていた三浦投手と古賀捕手のバッテリーが注目を集めていました。

試合は、1回裏に滋賀学園高校が三浦投手の立ち上がりを攻め、3本のヒットで1点を先制します。その後の三浦投手は、ランナーを出しながらも追加点を許さず、終盤までこの1点のみで切り抜けました。

一方の攻撃陣は、1回・2回・3回・7回と再三、ランナーを得点圏に進めますがなかなか得点できない重苦しい展開となります。それでも8回表に、1死一二塁のチャンスで4番東選手のタイムリーで、ゲームを振り出しに戻しました。

その後も両チームとも再三ランナーを得点圏に進めながらも得点できず、延長15回で決着がつかず、再試合となります。

中でも、福岡大大濠高校の三浦投手は、9回・10回・13回・14回・15回とサヨナラのピンチを何度も招き、延長15回で投げた球数は196球に達しましたが、粘りの投球で本塁を踏ませることはありませんでした。

2日後に行われた再試合でも一進一退の攻防となりましたが、福岡大大濠高校が先手を取り続け、5-3で接戦をものにしました。この試合でも三浦投手が1人で130球を投げ抜いたのです。

甲子園での再試合自体が珍しいことなのですが、福岡大大濠高校と滋賀学園の試合の後に行われた健大高崎高校と福井工大福井高校の試合も延長15回で決着がつかず、2試合連続で再試合となったことが話題となりました。

福岡大大濠高校野球部出身の主なプロ野球選手

福岡大大濠高校からは、先日のドラフト会議で指名された山下選手も含め11人の選手がプロ入りしています。

近年では毎年のように好投手を擁しており、指名される選手も投手が多くなっています。プロ入りした選手11名の卒業年度と最初に入団をした球団をご紹介します。

おわりに

今回は、福岡大大濠高校の野球部を特集してきましたが、いかがだったでしょうか？

4年ぶり8回目の甲子園出場を果たした際には、過去最高成績のベスト8以上を目指す戦いが繰り広げられる事でしょう。注目して見ていきたいと思います。

最後までお読みいただき大感謝！みっつでした。