智辯学園和歌山高校野球部!2019年メンバーや監督・試合結果を紹介

高校野球

こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです!

智辯学園和歌山高校は、和歌山市にある高校です。奈良県にある智辯学園高校の40%が和歌山県から通学していた事を受けて、設立されたと言われています。

野球部の強豪校として全国に名が知られていて、春夏合わせて35回もの甲子園出場を誇ります。これは同じく強豪校として知られる兄貴分の智辯学園を上回る回数となりました。

2019年の夏の甲子園にも和歌山県代表として出場し、3回戦まで駒を進めて国体出場を決めています。

今回は、智辯学園和歌山高校の野球部特集します。まずは2019年のメンバーや戦績、監督にスポットをあてます。さらに甲子園での戦績やプロ野球にすすんだ主なOBもご紹介しますので、楽しみにしてくださいね。




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今回ご紹介するにあたって、学校のホームページなどで出来るだけ正確な情報を心がけて調べてみましたが、一部不明な点や間違っている可能性もあります。
あくまでも参考情報としてご覧ください。

■目次(クリックすると飛びます)

智辯学園和歌山高校の2019年メンバーをご紹介!

まずは、2019年第101回夏の甲子園大会出場時の登録メンバーをご紹介します。

背番号名前学年ポジション出身中学校中学時の所属チーム
1池田陽佑選手3年生投手京都府 宇治市宇治中京都ブラックス
2東妻純平選手3年生捕手和歌山市紀伊中紀州ボーイズ
3佐藤樹選手3年生内野手紀の川市貴志川中和歌山岩出ボーイズ
4黒川史陽選手3年生内野手奈良県 河合町河合第一中泉州阪堺ボーイズ
5綾原創太選手2年生内野手和歌山市貴志中紀州ボーイズ
6西川晋太郎選手3年生内野手有田市保田中紀州由良シニア
7根来塁選手3年生外野手紀の川市貴志川中紀州ボーイズ
8細川凌平選手2年生外野手京都府 京都市嵯峨中京都東山ボーイズ
9硲祐二郎選手3年生外野手和歌山市東中和歌山クラブ
10徳丸天晴選手 1年生外野手大阪蒲生中大阪東ボーイズ
11小林樹斗選手2年生投手美浜町松洋中中学野球部所属
12湯浅公貴選手3年生捕手みなべ町南部中中学野球部所属
13久保亮弥選手3年生外野手三重県 紀宝町矢渕中和歌山南紀ボーイズ
14入江諒選手2年生内野手和歌山市高積中和歌山岩出ボーイズ
15上原佑斗選手3年生内野手和歌山市伏虎中和歌山ボーイズ
16山本雄太選手3年生投手和歌山市西脇中和歌山シニア
17矢田真那斗選手2年生投手和歌山太地町太地中南紀ボーイズ
18中西聖輝選手1年生投手奈良橿原光陽中磯城シニア

1学年12人制の入部制限を敷く智辯学園和歌山高校野球部では、近畿圏を中心に優秀な選手が集まっています。入部制限による少数精鋭のチーム編成も特徴です。

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智辯学園和歌山高校の私のイチオシ選手!

私のイチオシ選手は、2年生ながらもプロ野球のドラフト候補と呼ばれている、細川凌平選手です。

細川選手は中学時代に京都東山ボーイズに所属すると、ボーイズリーグの日本代表にも選出されました。そして、2017年の世界少年野球大会では、日本代表の1番打者として世界一の栄冠にも輝いています。

その細川選手の魅力は、50m走5秒8の俊足と、広角に打ち分けられるバッティングです。1年生の春から智辯学園和歌山高校のレギュラーメンバーに入ると、リードオフマンとしてチームを引っ張ってきました。

また、中学時代は内野を守っていた細川選手ですが、智辯学園和歌山高校では外野のセンターに抜擢されています。打撃だけでなく、高い定評のある守備力にも、注目が集まります。

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2019年チームの公式戦の戦績

智辯学園和歌山高校野球部2019年チームの、初めての公式戦となる2018年秋季大会から、今年の夏の甲子園までの戦績をご紹介します。

日付大会名何回戦対戦相手スコア備考(県大会出場決定など)
2018年10月2日 平成30年度秋季和歌山県高等学校野球大会準々決勝桐蔭高校○10-0
2018年10月7日準決勝南部高校○10-3
2018年10月9日決勝市立和歌山高校○9-6優勝
2018年10月27日 平成30年度 秋季近畿地区高等学校野球大会1回戦大阪偕星学園高校○12-5
2018年10月28日準々決勝大阪桐蔭高校○5-2
2018年11月3日準決勝明石商業高校●0-12ベスト4
2019年3月28日2019年度春選抜高等学校野球大会1回戦熊本西高校○13-2
2019年3月30日2回戦啓新高校○5-2
2019年3月31日準々決勝明石商業高校●3-4ベスト8
2019年4月20日2019年度春季和歌山県高等学校野球大会2回戦和歌山南陵高校○3-0
2019年4月28日3回戦和歌山東高校○6-2
2019年4月29日準々決勝南部高校○11-2
2019年5月1日準決勝桐蔭高校○4-0
2019年5月4日決勝市立和歌山高校○8-7優勝
2019年5月25日2019年度春季近畿地区高等学校野球大会1回戦智辯学園高校○7-91回戦敗退
2019年7月17日第101回高校野球選手権和歌山大会2回戦和歌山南陵高校○4-0
2019年7月24日3回戦粉河高校○10-0
2019年7月26日準々決勝神島高校○5-0
2019年7月28日準決勝南部高校○9-0
2019年7月29日決勝那賀高校○12-1優勝
2019年8月8日第101回高校野球選手権大会1回戦米子東高校○8-1
2019年8月13日2回戦明徳義塾高校○7-1
2019年8月17日3回戦星陵高校●1-43回戦敗退
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夏の甲子園の3回戦に進出した結果、9月に茨城県で行われる国体の出場が決まりました。
当ブログでは、国体について特集しています。よろしければご覧になってくださいね。
>>>国体の高校野球!出場条件や硬式と軟式の歴代の優勝校もご紹介<<<

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智辯学園和歌山高校野球部の監督ってどんな人?

2019年7月現在、智辯学園和歌山高校野球部を率いる監督は、野球部OBでもある中谷仁(なかたにじん)さんです。

選手時代の経歴

 

1996年 第68回選抜高等学校野球大会準優勝
1996年 第78回全国高等学校野球選手権大会1回戦敗退
1997年 第79回全国高等学校野球選手権大会優勝
1997年 プロ野球ドラフト会議で阪神タイガースから1位指名
2005年 東北楽天ゴールデンイーグルス移籍
2012年 読売ジャイアンツ移籍
2013年 現役引退

指導者としての経歴 

2017年 智辯学園和歌山高校野球部コーチ就任
2018年 智辯学園和歌山高校野球部監督就任(8月)秋季近畿地区大会ベスト4
2019年 第91回選抜高等学校野球大会出場

中谷監督はこんな人

中谷監督は、甲子園での歴代最多勝利記録を持つ高嶋仁監督の勇退を受けて、2018年秋に監督に就任しました。これは野球部の主将として高いリーダー性を見出されていた中谷監督が、高嶋前監督の強い要請を受けての事です。

また、阪神タイガースに入団した中谷監督は、当時の野村監督に可愛がられました。同じ捕手として、野村監督の教えを学んだ中谷監督は、その時の指導方法が今に生かされています。

その中谷監督は「準備野球」の言葉を使います。日常のすべては試合で結果を出すための準備に過ぎないことから、選手には事前準備を大切にすることを教えているのです。

例えば、選手には野球ノートをつけさせて、生活の気付きから何かを感じとることを、習慣にするように指導します。また、電車通学の選手には、通学途中に本を読むことを指導するなど、すべては「準備野球」の一貫としています。

甲子園通算68勝を挙げた高嶋監督の後任として、プレッシャーの掛かる中谷監督ですが、プロ野球選手の経験を生かし、新たに令和の時代の常勝チームを目指して奮闘中です。

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智辯学園和歌山高校野球部の甲子園での戦績

智辯学園和歌山高校野球部のこれまでの甲子園での戦績をご紹介します。

大会名西暦戦績
第57回春選抜高校野球大会1985年1回戦敗退
第69回夏全国高校野球選手権大会1987年1回戦敗退
第71回夏全国高校野球選手権大会1989年1回戦敗退
第73回夏全国高校野球選手権大会1991年1回戦敗退
第74回夏全国高校野球選手権大会1992年2回戦敗退
第75回夏全国高校野球選手権大会1993年3回戦敗退
第66回春選抜高校野球大会1994年優勝
第68回春選抜高校野球大会1996年準優勝
第78回夏全国高校野球選手権大会1996年1回戦敗退
第79回夏全国高校野球選手権大会1997年優勝
第80回夏全国高校野球選手権大会1998年3回戦敗退
第81回夏全国高校野球選手権大会1999年ベスト4
第72回春選抜高校野球大会2000年準優勝
第82回夏全国高校野球選手権大会2000年優勝
第74回春選抜高校野球大会2002年1回戦敗退
第84回夏全国高校野球選手権大会2002年準優勝
第75回春選抜高校野球大会2003年ベスト8
第85回夏全国高校野球選手権大会2003年2回戦敗退
第87回夏全国高校野球選手権大会2005年1回戦敗退
第77回春選抜高校野球大会2006年2回戦敗退
第88回夏全国高校野球選手権大会2006年ベスト4
第89回夏全国高校野球選手権大会2007年1回戦敗退
第80回春選抜高校野球大会2008年ベスト8
第90回夏全国高校野球選手権大会2008年ベスト8
第91回夏全国高校野球選手権大会2009年3回戦敗退
第82回春選抜高校野球大会2010年2回戦敗退
第92回夏全国高校野球選手権大会2010年1回戦敗退
第83回春選抜高校野球大会2011年ベスト8
第93回夏全国高校野球選手権大会2011年3回戦敗退
第94回夏全国高校野球選手権大会2012年1回戦敗退
第86回春選抜高校野球大会2014年1回戦敗退
第97回夏全国高校野球選手権大会2015年1回戦敗退
第99回夏全国高校野球選手権大会2017年2回戦敗退
第90回春選抜高校野球大会2018年準優勝
第100回夏全国高校野球選手権大会2018年1回戦敗退
第91回春選抜高校野球大会2019年ベスト8

智辯学園和歌山高校は春夏通じて甲子園に36回も出場している高校野球の名門です。甲子園での通算成績も65勝34敗と大きく勝ち越しており、春夏通じて優勝3回準優勝4回という戦績を残す、平成の常勝チームです。

大会名回数勝敗数
春選抜高校野球大会22回37勝20敗
夏全国高校野球選手権大会14回28勝14敗
合計37回65勝34敗

私の智辯学園和歌山高校の思い出

私の智辯学園和歌山高校の思い出は、2000年第82回全国高等学校野球選手権記念大会で記録した伝説のチームです。

第82回全国高等学校野球選手権記念大会に出場をした智辯学園和歌山高校は、大会記録をまとめて塗り替えたことから、「史上最強打線」と呼ばれています。

1回戦で新潟県代表の新発田農業高校に14対4で圧勝をすると、6戦すべてで7点以上をマークし、強打で全国の頂点に立ちました。史上最強打線が残した記録は、大会100安打、11本塁打、当時の最高打率.413になります。

智辯学園和歌山高校の高島監督は、不利と呼ばれる先攻を好んで選ぶことでも有名です。攻撃の回数を増やして、攻撃から試合の流れを作ることで、相手のチームにダメージを与えようと考えるからです。

智辯学園和歌山高校と対戦をした相手チームは、「次の守りが気になって、攻撃に集中できない」とコメントが出るほどでした。

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智辯学園和歌山高校野球部出身の主なプロ野球選手

平成の常勝チーム、智辯学園和歌山高校からは、多くのプロ野球選手が輩出されています。その中から、11名のプロ野球選手について、卒業年度と最初に入団をした球団をご紹介します。

選手名     卒業年度最初に入団した球団
宮崎充登選手1997年広島東洋カープ
中谷仁選手1998年阪神タイガース
高塚信幸選手1998年近鉄バッファローズ
喜多隆志選手1998年千葉ロッテマリーンズ
武内晋一選手2002年東京ヤクルトスワローズ
橋本良平選手2007年阪神タイガース
坂口真規選手2009年読売ジャイアンツ
岡田俊哉選手2010年中日ドラゴンズ
西川遥輝選手2011年北海道日本ハムファイターズ
東妻勇輔選手2015年千葉ロッテマリーンズ
林晃汰選手2019年広島東洋カープ

智辯学園和歌山高校のDATA

住所    〒640-0332 和歌山県和歌山市冬野2066-1
設立    1978年
教育の原点 愛のある教育
*男女共学の小中高一貫校
>>>智辯学園和歌山高校のHPはこちらから<<< 

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おわりに

今回は、智辯学園和歌山高校野球部を特集しましたが、いかがだったでしょうか?

34回の甲子園出場のうち、春は1回、夏は2回全国優勝しています。2019年のチームは和歌山県代表として甲子園に出場、3回戦進出を果たしました。

そして、9月の国体での戦いぶりを、全国の智辯和歌山野球ファンは期待しています。

最後までお読みいただき大感謝!みっつでした。

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