国体の高校野球!出場条件や硬式と軟式の歴代の優勝校もご紹介

高校野球・大学野球

こんにちは、みっつです。

日本で行われる代表的なスポーツの祭典といえば、国体なのではないでしょうか?様々な種目で県別に競う形は、まるでオリンピックで国別で競っている姿にそっくりですよね!

多くの種目が行われる中で、高校の野球も国体の競技として定着しています。

今回は、国体での高校野球の特集です。硬式・軟式それぞれの出場条件や、歴代優勝校・準優勝校をご紹介しますので、楽しみにしてくださいね。

ご注意
ご紹介する内容は、筆者の思いや推測が含まれています。また正確さを保証している訳ではありませんので、御理解の上お読みください。

国体の高校野球の出場条件って?

まずは、国体の出場条件について、解説していきたいと思います。

硬式野球の出場条件とは?

国体の硬式野球の出場条件は、各地方予選を開催して決められるものではありません。

出場12チームの区分けは、夏の甲子園大会でベスト8に勝ち進んだ8チームと、この8チーム以外のブロックから3チームを選出いたします。そして、最後の1校は、地元開催都道府県の枠となります。

もし、地元開催都道府県の学校が夏の甲子園でベスト8に進出していた場合は、それ以外のブロックから選出するチームをもう1校増やし、合計12チームとします。その12チームがトーナメント方式で試合をして、優勝校を決定しています。

なお、出場12チームの選手と決定権は、公益財団法人日本高等学校野球連盟に委ねられています。

軟式野球の出場条件とは?

国体における軟式高校野球も、硬式高校野球と同じく、現在では正式競技として扱われています。この国体野球への出場資格は、硬式同様で各地方予選を開催して決められるものではありません。

国体の出場チームは、軟式野球の夏の甲子園と呼ばれる「全国高等学校軟式野球選手権大会」に出場したチームの中から9チームと、地元開催都道府県枠から1チームが選出されます。

なお、出場10チームの選手と決定権は、硬式野球と同じく公益財団法人日本高等学校野球連盟に委ねられています。

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盛り上がりに欠けている?

国体の高校野球は、例えば甲子園で開催される春のセンバツや夏の甲子園と比べると、盛り上がりに欠けていますね。甲子園の高校野球であれば、試合を生中継したり、甲子園大会の特集番組が組まれたりします。

しかし、国体の高校野球はテレビ中継もないし、試合結果の扱いもとても小さいです。甲子園大会と比べるのは酷ですが、もう少し盛り上がっても良いのではないかと思います。

では、なぜ国体の高校野球は盛り上がらないのか?私が考える2つの原因をご紹介します。それは

  • 他の大会と重なってしまう
  • 日程に余裕がないので試合が行われない事もある

です。この2つについて解説したいと思います。

他の大会と重なってしまう

これは硬式に限っての話になります。国体が開催される時期は、翌年の選抜高等学校野球大会(通称:春のセンバツ)につながる、秋季地区大会が開催されている時期と重なります。

また公益財団法人日本学生野球協会が主催する、明治神宮野球大会も実施されることから、本来のレギュラーメンバーでない選手で出場することもあるのです。

やはり高校球児にとっての憧れは甲子園であり、残念ながら国体ではないのです。実は明治神宮野球大会には、翌年の春のセンバツに有利になることがあります。

それは優勝校のある地区の、翌年のセンバツ甲子園の出場枠が1つ増えるいう「明治神宮大会枠」が設けられているのです。その枠を目当てに、各学校が明治神宮野球大会で競い合っているとも言えなくもありません。

日程に余裕がないので試合が行われない事もある

国体の野球競技が実施される期間は、4日間しかありません。ですので、雨が続いたりすると延期ではなく、打ち切りになってしまうのです。これまでに雨天等で大会が打ち切られ、複数校が優勝となったことが何回もあります。

特に、軟式の第65回大会では、雨天のために大会が途中で打ち切りになりましたが、大会規定により5校が優勝とみなされました。優勝校が4校ではなく5校になったのは、準々決勝で引き分け試合が1試合あったためです。

硬式でも、第65回と第67回は、雨天により準々決勝すら消化できなかったため、優勝校なしと記録されています。

あまりにも余裕のない日程で勝敗が決まらないのでは、、プレーする選手も応援する観客もイマイチ盛り上がらないですよね。

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硬式の歴代優勝校・準優勝校のご紹介

国体の歴代優勝校・準優勝校のご紹介、まずは硬式野球からです。

大会回数年度(西暦)年度(和暦)優勝校(都道府県)準優勝校(都道府県)
11946年昭和21年浪華商(大阪)東京高師附(東京)
21947年昭和22年岐阜商(岐阜) 小倉中学(福岡)
31948年昭和23年西京商(京都) 小倉中学(福岡)
41949年昭和24年静岡城内(静岡)明治(東京)
51950年昭和25年瑞陵(愛知)宇都宮高校(栃木)
61951年昭和26年広島観音(広島) 芦屋(兵庫)
71952年昭和27年盛岡商(岩手) 芦屋(兵庫)
81953年昭和28年中京商(愛知) 徳島商(徳島)
91954年昭和29年高知商(高知) 新宮(和歌山)
101955年 昭和30年四日市(三重)若狭(福井)
111956年昭和31年中京商(愛知) 米子東(鳥取)
121957年昭和32年坂出商(香川)広島商(広島)
131958年昭和33年作新学院(栃木)・高松商(香川)※1
141959年昭和34年日大二(東京) 平安(京都)
151960年 昭和35年北海(北海道) 米子東(鳥取)
161961年昭和36年中京商(愛知) 報徳学園(兵庫)
171962年昭和37年西条(愛媛) 久留米商(福岡)
181963年昭和38年下関商(山口) 磐城(福島)
191964年昭和39年博多工(福岡) 尾道商(広島)
201965年昭和40年銚子商(千葉) 岐阜短大付(岐阜)
211966年昭和41年松山商(愛媛) 津久見(大分)
221967年昭和42年大宮(埼玉) 大分商(大分)
231968年昭和43年若狭(福井) 松山商(愛媛)
241969年昭和44年静岡商(静岡) 玉島商(岡山)
251970年昭和45年PL学園(大阪) 大分商(大分)
261971年昭和46年岡山東商(岡山) 報徳学園(兵庫)
271972年昭和47年明星(大阪) 高松一(香川)
281973年昭和48年銚子商(千葉) 作新学院(栃木)
291974年昭和49年土浦日大(茨城) 銚子商(千葉)
301975年昭和50年習志野(千葉) 新居浜商(愛媛)
311976年昭和51年PL学園(大阪) 海星(長崎)
321977年昭和52年早稲田実(東京) 東洋大姫路(兵庫)
331978年昭和53年報徳学園(兵庫) 中京(愛知)
341979年昭和54年箕島(和歌山)・都城(宮崎)・浪商(大阪)・浜田(島根)※2     
351980年昭和55年横浜(神奈川)秋田商(秋田)
361981年昭和56年今治西(愛媛)早稲田実(東京)
371982年昭和57年広島商(広島) 池田(徳島)
381983年昭和58年中京(愛知) 横浜商(神奈川)
391984年昭和59年取手二(茨城) PL学園(大阪府)
401985年昭和60年高知商(高知) 宇部商(山口)
411986年昭和61年鹿児島商(鹿児島) 東洋大姫路(兵庫)
421987年昭和62年帝京(東京) 沖縄水産(沖縄)
431988年昭和63年沖縄水産(沖縄) 江の川(島根)
441989年平成元年上宮(大阪) 福岡大大濠(福岡)
451990年平成2年鹿児島実(鹿児島) 松山商(愛媛)
461991年平成3年松商学園(長野) 星稜(石川)
471992年平成4年星稜(石川) 尽誠学園(香川)
481993年平成5年修徳(東京) 小林西(宮崎)
491994年平成6年北海(北海道) 愛知(愛知)
501995年平成7年PL学園(大阪) 柳川(福岡)
511996年平成8年PL学園(大阪) 福井商(福井)
521997年平成9年徳島商(徳島) 前橋工(群馬)
531998年平成10年横浜(神奈川) 京都成章(京都)
541999年平成11年智弁和歌山(和歌山) 滝川二(兵庫県)
552000年平成12年横浜(神奈川) 長崎日大(長崎)
562001年平成13年横浜(神奈川) 智弁学園(奈良)
572002年平成14年川之江(愛媛) 帝京(東京)
582003年平成15年光星学院(青森) 小松島(徳島)
592004年平成16年横浜(神奈川) 東北(宮城)
602005年平成17年駒大苫小牧(北海道) 遊学館(石川)
612006年平成18年早稲田実(東京) 駒大苫小牧(北海道)
622007年平成19年今治西(愛媛) 広陵(広島)
632008年平成20年優勝校なし※3
642009年平成21年県岐阜商(岐阜)都城商(宮崎)
652010年平成22年優勝校なし※3
662011年平成23年日大三(東京) 習志野(千葉)
672012年平成24年大阪桐蔭(大阪)・仙台育英(宮城)※4
682013年平成25年大阪桐蔭(大阪)・修徳(東京)※5
692014年平成26年明徳義塾(高知)健大高崎(群馬)
702015年平成27年東海大相模(神奈川)中京大中京(愛知)
712016年平成28年履正社(大阪) 広島新庄(広島)
722017年平成29年広陵(広島) 大阪桐蔭(大阪)

※1 大会期間中に準決勝までしか消化できなかったため、両校優勝。
※2 雨天のため大会が打ち切られ準決勝ができず、規定により4校優勝。
※3 雨天のため大会打ち切られた。準々決勝が終了できなかったため、規定で優勝校なしとなった。
※4 雨天のため決勝が開催できず、大会規定により両校優勝。
※5 引き分けのため、大会規定により両校優勝。

硬式の歴代優勝校・準優勝校のご紹介

次に軟式野球の歴代優勝校・準優勝校をご紹介します。

大会回数年度(西暦)年度(和暦)優勝校(都道府県)準優勝校(都道府県)
1~71946年~1952年昭和21年~昭和27年高校の軟式野球は実施ぜず
81953年昭和28年早稲田実(東京) 釜石(岩手)
91954年昭和29年早稲田実(関東)    ※5和歌山商(近畿)    ※5
101955年 昭和30年中京商(愛知) 早稲田実(東京)
111956年昭和31年中京商(愛知) 都立一商(東京)
121957年昭和32年早稲田実(東京)秋田(秋田)
131958年昭和33年中京商(愛知) 備南(岡山)
141959年昭和34年徳島工(徳島)静岡商(静岡)
151960年 昭和35年静岡商(静岡) 秋田市立商(秋田)
161961年昭和36年平安(京都)静岡商(静岡)
171962年昭和37年松商学園(長野) 御所工(奈良)
181963年昭和38年大原(岡山)静岡商(静岡)
191964年昭和39年新津(新潟)習志野(千葉)
201965年昭和40年北海(北海道) 中京(岐阜)
211966年昭和41年北海(北海道) 日田商(大分)
221967年昭和42年高崎商(群馬)北海(北海道)
231968年昭和43年富山商(富山)上五島(長崎)
241969年昭和44年札幌商(北海道)東邦(愛知)
251970年昭和45年上五島(長崎)小野田工(山口)
261971年昭和46年熊本商(熊本)和歌山商(和歌山)
271972年昭和47年飾磨工(兵庫)函館北斗(北海道)
281973年昭和48年銚子商(千葉) 双葉農(福島)
291974年昭和49年龍ヶ崎一(茨城)宇久(長崎)
301975年昭和50年秋田商(秋田)静岡商(静岡)
311976年昭和51年六甲(兵庫)西和賀(岩手)
321977年昭和52年中津(岐阜)隠岐(島根)
331978年昭和53年浜田(島根)東大寺学園(奈良)
341979年昭和54年静岡商(静岡)・高鍋農(宮崎)※1
351980年昭和55年能代(秋田)静岡商(静岡)
361981年昭和56年松山商(愛媛)大津(山口)
371982年昭和57年玉野(岡山)蒲江(大分)
381983年昭和58年高崎商(群馬)松商学園(長野)
391984年昭和59年平工(福島)松山商(愛媛)
401985年昭和60年河浦(熊本)県岐阜商(岐阜)
411986年昭和61年広陵(広島) 北海(北海道)
421987年昭和62年横浜商(神奈川)八重山(沖縄)
431988年昭和63年中京(愛知)河浦(熊本)
441989年平成元年PL学園(大阪) 愛知(愛知)
451990年平成2年作新学院(栃木)平工(福島)
461991年平成3年中京商(岐阜) 松商学園(長野)
471992年平成4年四日市(大分)茨木(大阪)
481993年平成5年中京商(岐阜)四日市(大分)
491994年平成6年中京(愛知)鹿児島商(鹿児島)
501995年平成7年開新(熊本)四日市(大分)
511996年平成8年桐蔭学園(神奈川)松山商(愛媛)
521997年平成9年育英(兵庫)河浦(熊本)
531998年平成10年平安(京都)作新学院(栃木)
541999年平成11年作新学院(栃木)浜田(島根)
552000年平成12年育英(兵庫)松商学園(長野)
562001年平成13年中京(岐阜)河浦(熊本)
572002年平成14年崇徳(広島)育英(兵庫)
582003年平成15年育英(兵庫)倉敷工(岡山)
592004年平成16年浜松商(静岡)広島商(広島
602005年平成17年大津(山口)・作新学院(栃木)※2
612006年平成18年作新学院(栃木)広陵(広島)
622007年平成19年茗渓(茨城)・羽黒(山形)※1
632008年平成20年作新学院(栃木)・中京(岐阜)・比叡山(滋賀)・広島商(広島)※3
642009年平成21年東山(京都)神戸弘陵(兵庫)
652010年平成22年作新学院(栃木)・中京(岐阜)・天理(奈良)・関西(岡山)・新田(愛媛)※4
662011年平成23年作新学院(栃木)天理(奈良)
672012年平成24年大津・大津緑洋(山口)作新学院(栃木)
682013年平成25年鹿児島工(鹿児島)早大学院(東京)
692014年平成26年南部(和歌山)神港学園(兵庫)
702015年平成27年作新学院(栃木)津久見(大分)
712016年平成28年天理(奈良)早大学院(東京)
722017年平成29年中京学院大中京(岐阜)仙台商(宮城)

※1 雨天のため決勝が中止になり、大会規定により両校優勝。
※2 決勝戦が引き分け、規定により両校優勝。
※3 雨天のため準決勝が中止。大会規定で4校の優勝。
※4 雨天のため残りの準々決勝と準決勝が中止。大会規定で5校の優勝。5校なのは、準々決勝で引き分けが1試合あったため。
※5 第9回大会は地区代表で表記。

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まとめ

今回は、国体での高校野球について特集してきましたが、いかがだったでしょうか?国をあげてのイベントの割には、高校野球については盛り上がっているとは言えない状況ですよね。

特に硬式野球については、絶対的な甲子園大会があるので厳しいとは思いますが、盛り上がらないから国体の競技から外される事がないように願いたいです。

最後までお読み頂き大感謝!みっつでした。