北陸高校野球部!2022年メンバーや成績・監督や甲子園の活躍をご紹介

高校野球

こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです!

北陸高校は、福井県福井市にある私立高校です。1880年に設立され、140年以上の歴史を刻んできました。

勉強だけでなく運動部の活動にも熱心で、野球部も過去に2回の甲子園出場を果たしました。2022年の秋の北信越大会でも見事に優勝し、2023年の春の甲子園出場に大きく前進しました。

今回は、北陸高校の特集です。2022年秋のメンバーや戦績、監督の紹介、さらに甲子園での活躍ぶりやプロ野球に進んだOBにも触れますので、楽しみにしてくさいね。

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今回ご紹介するにあたって、学校のホームページなどで出来るだけ正確な情報を心がけて調べてみましたが、一部不明な点や間違っている可能性もあります。
あくまでも参考情報としてご覧ください。




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北陸高校の2022年新メンバーをご紹介!

まずは、直近の公式戦である、2022年明治神宮大会出場時の登録メンバーをご紹介します。

背番号名前学年ポジション出身中学校中学時の所属チーム
1友廣陸選手2年生投手越前町織田中越前ボーイズ
2平田海智選手2年生捕手鯖江市鯖江中鯖江ボーイズ
3児玉知駿選手2年生内野手奈良県天理市西中天理ボーイズ
4中浦進優選手2年生内野手大阪府河内長野市加賀田中堺泉北リトルシニア
5谷嵜朋史選手1年生内野手南越前町南条中鯖江ボーイズ
6稲葉陽士選手2年生内野手大阪府堺市五箇荘中住吉ボーイズ
7小矢宙歌選手1年生外野手敦賀市松陵中敦賀ボーイズ
8小南亮太選手2年生外野手坂井市三国中三国ボーイズ
9水野伸星選手1年生外野手鯖江市中央中鯖江ボーイズ
10笹井多輝選手2年生内野手敦賀市松陵中敦賀ボーイズ
11鳴海凱斗選手1年生投手越前市武生第二中鯖江ボーイズ
12中川空選手2年生投手大野市尚徳中大野ボーイズ
13野路也真斗選手2年生内野手福井市大東中福井東ボーイズ
14武藤楓選手1年生外野手京都府舞鶴市白糸中若狭高浜ボーイズ
15山根慎之介選手2年生内野手鯖江市鯖江中鯖江ボーイズ
16岩本陽向選手2年生内野手福井市藤島中福井嶺北リトルシニア
17宮脇隆之介選手2年生外野手大阪府大阪市淀中大阪福島リトルシニア
18竹田海士選手1年生投手大野市陽明中大野ボーイズ

地元福井県内出身選手が主体となっていますが、地理的に近い関西圏の選手も数名ベンチ入りしています。また、ベンチ入り選手全員が硬式野球の経験者で、ほとんどがボーイズリーグ出身となっています。

北陸高校の私のイチオシ選手!

北陸高校の私のイチオシ選手は、チームのエースで4番の友廣陸(ともひろりく)選手です。

福井県出身の友廣選手は、硬式クラブの越前ボーイズで中学時代をプレーしました。

他校からもスカウトはありましたが地元選手主体の強豪校・北陸高校に進学すると、下級生ながらレギュラーとして公式戦に出場します。

そして最上級生となると、エース兼4番という投打でチームの柱となりました。

そんな友廣選手は、185cm、77kgという長身でスラリとした体格です。直球のスピードこそ130キロ台後半ですが、リーチもあり角度のついた切れ味の鋭い球質が持ち味です。

またコントロールも良く、縦のスライダーやカーブなどを織り交ぜ凡打の山を築きます。打者としてもチームの4番に座るだけあり、勝負強い打撃が特徴です。

大型右腕として伸びしろを感じさせてくれる選手です。一冬を越えての成長次第では、選抜大会でのブレイクも期待できるのではないでしょうか。




北陸高校2022年秋からの公式戦の戦績

北陸高校野球部新チームの、初めての公式戦となる2022年秋季大会からの戦績をご紹介します。

日付大会名何回戦対戦相手スコア備考(県大会出場決定など)
2022年9月10日第147回 北信越地区高等学校野球 福井県大会1回戦大野高校〇9-0
2022年9月12日2回戦坂井高校〇5-2
2022年9月18日準々決勝金津高校〇7-0
2022年9月24日準決勝福井商業高校●2-9
2022年9月25日3位決定戦啓新高校〇7-2北信越地区大会出場決定
2022年10月15日第147回 北信越地区高等学校野球大会1回戦新湊高校〇10-0
2022年10月16日準々決勝日本航空石川高校〇5-0
2022年10月22日準決勝福井商業高校〇4-3
2022年10月24日決勝敦賀気比高校〇2-1優勝
2022年11月20日第53回 明治神宮野球大会 高校の部準々決勝英明高校〇4-3
2022年11月21日準決勝広陵高校●0-5

北信越大会で見事に優勝を果たした。




北陸高校の監督ってどんな人?

2022年12月現在、北陸高校を率いる監督は、林孝臣(はやしたかおみ)さんです。

出身校 敦賀気比高校-立正大学
指導者としての経歴
2009年 敦賀気比高校野球部コーチ就任
2019年 北陸高校野球部監督就任

林監督ってこんな人

林監督は福井県出身で、敦賀気比高校時代には巨人等で活躍した内海哲也選手と同期でした。

立正大学を経て、一般企業に就職しましたが、当時敦賀気比のコーチだった東監督から「一緒に母校でやらないか」と誘われたことから敦賀気比高校のコーチに就任しています。

途中で監督に就任した東監督のもとで10年間に渡って敦賀気比高校でコーチを経験すると、2019年秋に同県のライバル校である北陸高校の監督に就任しました。

「強打」という色のあった敦賀気比高校に比べ、北陸高校にはそれまで色がありませんでした。そんな中、就任から3年間で「粘りの野球」を浸透させました。

「ちょっとの我慢で未来が変わる。」を信条に、日ごろの練習から忍耐力を養い、敦賀気比高校コーチ時代に学んだ隙のない野球を落とし込んでいます。

また、敦賀気比時代には県内選手のスカウトを担当していたことから、地元出身選手の育成にも力を入れています。現在のチームのバッテリーの友広投手や平田捕手は、林監督が口説き落とした選手でもあります。

そして今秋には北信越大会決勝で敦賀気比高校に2-1で勝利し、林監督の指導が1つの成果を見せました。選抜大会では監督としての甲子園初采配に期待がかかります。




北陸高校野球部の甲子園での戦績

北陸高校野球部のこれまでの甲子園での戦績をご紹介します。

大会名回数勝敗数
春選抜高校野球大会1回1勝1敗
夏全国高校野球選手権大会3回3勝3敗
合計4回4勝4敗

これまでに春夏通算で4度の甲子園出場ですが4勝を挙げており勝率は5割となっています。

大会名西暦戦績
第65回夏全国高等学校野球選手権大会1983年1回戦敗退
第61回春選抜高等学校野球大会1989年2回戦敗退
第74回夏全国高等学校野球選手権大会1992年ベスト8
第98回夏全国高等学校野球選手権大会2016年1回戦敗退

甲子園での思い出の試合

私の北陸高校の甲子園での思い出の試合として、2016年第98回夏全国高校野球選手権大会の1回戦の試合をご紹介します。

福井県大会の接戦を勝ち上がり、24年ぶりの甲子園出場となった北陸高校の初戦の相手は強豪・東邦高校となりました。

劣勢が予想された北陸高校でしたが初回、2回とランナーを出しますが得点につなげることができません。すると2回裏、北陸はヒットの他にエラー、四球が絡み3点を失います。

3回裏にも1点を失いますが、4回表に反撃に出ます。2番中川選手のスリーベースなどで2点を奪いました。

しかし4回裏には悪夢のような時間が訪れます。5連打を浴びた後、フィルダースチョイスを挟んで4連打など、11本の長短打を浴び一挙12点を失ってしまいます。

2-16と絶望的な点差がついてしまいましたが、北陸高校も終盤に意地を見せます。7回表には相手のミスに乗じて3点、8回表にはヒット4本で2点、9回表にも2点を奪い、終盤の3回だけで7点を奪う猛攻を見せました。

結果的には9-19という大差で敗れたものの、終盤の粘りは高校野球ならではと言った感じで見ごたえがありました。またこの試合で北陸高校は15安打を放ち、自分たちの長所を存分に見せれた試合でした。




北陸高校野球部出身のプロ野球選手

北陸高校野球部からはこれまで、巨人の鍬原拓也選手のみがプロ野球界入りしています。

鍬原選手と言えば2017年のドラフト会議でドラフト1位指名を受けて入団した期待の存在でしたが、怪我の影響から育成落ちも経験しました。

2022年シーズンは中継ぎとして49試合の登板と一定の結果を出し、来シーズンの飛躍に期待がかかります。

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おわりに

今回は、北陸高校野球部を特集しましたが、いかがだったでしょうか?

北信越王者としてのぞむ2023年の春のセンバツ、1992年以来のベスト8、さらに上を目指す戦いに注目したいと思います。

最後までお読みいただき大感謝!みっつでした。