東海地区大学野球連盟!全加盟校と歴代の優勝校や注目選手をご紹介

大学野球

こんにちは、当ブログの管理人、元高校球児のみっつです!

東海地区大学野球連盟は、静岡・岐阜・三重の3県に所在を置く大学で組織された連盟です。
過去には県に関係なくリーグ戦が行われていましたが、現在は各県ごとにリーグ戦を行い、その上位校による決勝大会で全国大会出場のための代表校を決定しています。

今回は、東海地区大学野球連盟を特集します。加盟校や優勝校のご紹介、さらに2021年秋のリーグ戦の注目選手にも触れますので、楽しみにしてくださいね。




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ご紹介する内容は、2021年9月現在となります

■目次(クリックすると飛びます)

東海地区大学野球連盟の全加盟校のご紹介

2021年9月現在、静岡県リーグには8校、岐阜県リーグには7校、三重県リーグには5校が加盟しており、各県とも1部制でリーグ戦が行われています。

まずは、その加盟校全てをご紹介します。

静岡県リーグ

日本大学国際関係学部
・連盟加入年 2000年

静岡大学
・連盟加入年 1975年

東海大学海洋学部
・連盟加入年 1993年

静岡産業大学
・連盟加入年 1998年

常葉大学浜松キャンパス
・連盟加入年 1988年

常葉大学静岡キャンパス
・連盟加入年 2002年

静岡理工科大学
・連盟加入年 1991年

聖隷クリストファー大学
・連盟加入年 2017年

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岐阜県リーグ

岐阜協立大学
・連盟加入年 1975年

朝日大学
・連盟加入年 1975年

中部学院大学
・連盟加入年 1997年

中京学院大学
・連盟加入年 1993年

岐阜聖徳学園大学
・連盟加入年 1975年

岐阜大学
・連盟加入年 1975年

東海学院大学
・連盟加入年 2019年

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三重県リーグ

三重大学
・連盟加入年 1975年

皇學館大学
・連盟加入年 1975年

鈴鹿大学
2001年

四日市大学
・連盟加入年 1988年

近畿大学工業高等専門学校
・連盟加入年 2005年




優勝経験のある加盟校のご紹介

次に、東海地区大学野球連盟の過去の1部リーグと、県別リーグに移行してからの決勝大会で優勝経験のある加盟校の詳細についてご紹介します。

静岡大学

・創部   1949年
・優勝回数 11回
・主なOB  奥山皓太

特色

東海地区で優勝回数トップを走っていた三重中京大学が閉校となり、最多優勝回数を記録しているのが静岡大学です。判明している11回の優勝のうち10回は、旧リーグ時代の1980年代ごろにあげたものです。

この時期は静岡大学に限らず、各県の国立大学も1部リーグで健闘していましたが、静岡大学が頭一つ抜き出ていました。平成以降は全国のリーグと同様、東海地区リーグでも私立大学が台頭し、静岡大学も次第に順位を落とすこととなります。

しかし、リーグ戦の方式が変更となってからの2014年には静岡リーグで優勝し、その勢いのままに東海王者に輝く快挙がありました。

2020年秋の新人戦でも東海王者になるなど、現在も参加チーム数が最も多い静岡県リーグで充分に戦えています。その強さを支えるのは国立大ながら70名を超える部員で、全国ベスト4を目指して文武両道を貫いています。

朝日大学

・創部   1971年
・優勝回数 9回
・主なOB  山田潤、松澤裕介

特色

朝日大学は、岐阜県瑞穂市に所在を置く大学です。東海地区で優勝した回数は9回で、静岡大学に僅差で次ぐ2位となっています。

朝日大学の全盛期は、ちょうど静岡大学の全盛期のあとの1990年代で、その時期に8度も東海王者に輝きました。現在は15年以上、東海地区での優勝からは遠ざかっていますが、岐阜県リーグでは安定して上位につけています。

強豪校の割には部員数は少ないようですが、東海地区や北信越地区の強豪校から選手が集まっています。2020年には、不祥事により、5か月近くに渡って活動を自粛する事態が発生しました。

一部の部員が事件に関与したものであり、それ以外の野球部員は真面目に野球に取り組んでいましたが、野球部にとっては大きな逆風となりました。

現在では通常どおりの練習もできており、久しぶりの東海王者を目指して日々の練習に励んでいます。

中部学院大学

・創部   1997年
・優勝回数 8回
・主なOB  小豆畑眞也、野間峻祥、床田寛樹、平岡敬人

特色

中部学院大学は岐阜県関市に所在を置く大学です。女学校が起源で、学校の歴史は100年以上になりますが、野球部の歴史は大学設置とともに共学化された1997年からになります。

野球部の歴史は浅いですが、近年メキメキ力をつけており、2007年の初優勝以降、10年ほどの間に8度の優勝経験があります。

東海王者を逃がしたシーズンでも岐阜県リーグでは優勝していることも多く、現在、岐阜県で最も強い大学と言っても過言ではありません。

その原動力は何と言っても選手層の厚さです。100名を軽く超える部員は、関西や西日本の高校出身の選手が多く、中には大阪桐蔭高校で甲子園優勝経験のある選手なもいます。

関東や関西の強豪大学に匹敵するような選手層の厚さですので、今後もリーグ戦では好成績を残していくと思われます。

残すは全国の舞台での結果を出すことと、多くの選手をプロ野球界に送ることと言ったところです。




日本大学国際関係学部

・創部   2000年
・優勝回数 6回
・主なOB  清水貴之、松井淳、麻生知史、柿沼友哉

特色

日本大学国際関係学部は、静岡県三島市にキャンパスがあります。日本大学系列の中では、南東北リーグの工学部・千葉県リーグの生産工学部・東京新リーグの生物資源科学部と並んで1つの学部で独立して連盟に加盟しています。

創部と連盟加盟は2000年と、連盟の中でも歴史は浅い方ですが、何度も王者に輝きました。特に、静岡県リーグでは26回優勝しており、県別でリーグ戦が開始されてからは圧倒的な成績を残しています。

部員数は150名ほどと、連盟屈指の多さです。主力級ではないもの強豪校出身の選手も多く、野球部のレベルは地方リーグとは思えないほどのものとなっています。

日本大学系列の野球部の中でも東都リーグ所属の本校に次ぐ実力があり、本校のセレクションに通過できなかった選手の受け皿ともなっているようです。

岐阜聖徳学園大学

・創部   1972年
・優勝回数 4回
・主なOB  星野八千穂、衣川篤史、井上公志、髙橋朋己

特色

岐阜聖徳学園大は、岐阜市に所在を置く仏教系の大学です。東海地区で優勝した4回のうち、3回は2001年~2002年の2年間でのもので、数年前までは岐阜県リーグでも下位に終わることが多かったのですが近年は順位を上げつつあります。

2021年春は岐阜県リーグで4位でしたが、1~3位の大学がコロナウイルスの影響で東海地区代表決定戦への出場を辞退したことにより代表決定戦に出場しました。

そして、代表決定戦ではその勢いのまま、格上の大学を撃破し、19年ぶりに東海王者に輝きました。

部員数は120名程度で、教育大学として設置された経緯から教育学部で学ぶ部員もいますが、大多数の部員は経済情報学部に所属しています。

チームは明治神宮大会出場を明確な目標として掲げていますが、その目標も現実的なものとなっています。

中京学院大学

・創部   1993年
・優勝回数 4回
・主なOB  池ノ内亮介、菊池涼介、吉川尚輝

特色

中京学院大学は、岐阜県中津川市に所在を置く大学です。同じ岐阜県の中部学院大や愛知県の中京大学とは名前が似ていますが、全く関係はありません。

1993年の大学設立とともに創部で、野球部の歴史は浅めですが、2016年には全日本大学野球選手権で優勝しており、岐阜県の大学や東海地区の大学の中でも全国的な強豪校として名前が通っています。

しかし、意外にも初優勝は2015年と最近ですが、今後も回数を伸ばしていくことが予想されます。

プロ野球の広島東洋カープに所属した、菊池涼介選手の出身校としても有名です。その菊池選手は、大学時代に三冠王を獲得したり、ベストナインを5度獲得するなど、リーグ戦でも大活躍していました。




三重大学

・創部   1949年
・優勝回数 4回

特色

三重大学は連盟設立当初から加盟している大学の1つです。旧リーグ時代には、1976年から1991年までに判明しているだけで4度の東海地区での優勝経験があります。

部員数は40名ほどですが、国立大ということで、平日は授業等の都合もあり部員全員で練習できる機会も私立大に比べると多くありません。しかし、そのような環境でも、個々のレベルアップやポジションごとに課題追求を中心に練習を組んでいます。

三重県リーグはかつて三重中京大学が絶対的な王者として君臨していましたが、廃校となって以降はリーグ戦も混戦模様です。

東海3県の中では加盟校が最も少ない5校でのリーグ戦が行われている三重県リーグですが、私立大が主導権を握りながらも上位4校は目まぐるしく順位が変わっています。

国立大の三重大も2017年春に優勝するなど、静岡県や岐阜県リーグに庫場手も、充分に上位を狙えています。

岐阜協立大学

・創部   1968年
・優勝回数 3回
・主なOB  與座海人

特色

岐阜協立大学は、岐阜県大垣市に所在を置く大学です。岐阜経済大学として1967年に開学しましたが、2019年からは現在の校名である岐阜協立大学に校名が変更されました。

野球部の成績としては旧リーグが行われていた昭和期に2度の優勝があります。岐阜県リーグは強豪私大がしのぎを削っていますので、それ以降はなかなか上位に食い込むことができずにいましたが、近年はしばしばリーグで優勝しており、2017年春には3度目の東海王者に輝きました。

岐阜協立大も上位を伺うようになり、岐阜県リーグはますます混戦模様となっています。部員数や部員の出身校を見てみると、他大学と同様、東海圏の強豪校や中堅校から100名を超える部員が入部してきているようです。

また、東海地区ではあまり多くないスポーツマネジメントを学べる学科があるのも特徴的です。

岐阜大学

・創部   1950年
・優勝回数 2回

特色

 
岐阜大学も、他県の国立大学と同様、連盟創設当初から加盟している大学です。旧リーグ戦が開始されて間もない時期に、判明しているだけで2度の優勝経験があります。

しかし、静岡大や三重大に比べると活躍の時期は短かったようで、旧リーグが2部制になると2部にも降格してしまいました。

県別にリーグ戦が行われるようになって以降は、最高順位が5位で、ほとんどを最下位の6位や7位で終えています。

私立大学に比べると圧倒的に部員数も少なく、選手層が薄いうえに、岐阜県リーグは私立大学勢が実力伯仲で、壁を崩すのが難しいというのが大きな理由としてあげられます。

とはいえ、同じ国立大の静岡大や三重大が近年も健闘を見せているので、岐阜大学野球部にも頑張って欲しいです。




皇學館大学

・創部   1962年
・優勝回数 2回

特色

皇學館大学は三重県伊勢市に所在を置く大学です。伊勢神宮とは密接に関わっており、神道や神職に関する教員の養成を目的に設置されました。

そういった経緯から、連盟創設以降、東海地区はおろか三重県リーグでも最下位争いを繰り広げている存在でした。

しかし、平成20年にスポーツ健康科学コースが設置され、大学がスポーツに力を入れ始めると、陸上などの競技においては三重県や東海地区でも屈指の強豪校に成長しており、野球部も次第に優勝戦線に絡むようになっています。

現在は三重県リーグで連覇しており、東海地区でも最も勢いのある大学と言っても過言ではありません。

これまで神宮大会には出場経験がなく、プロ野球選手も輩出していません。この辺は部でも目標にしていることではありますが、近い将来にクリアできそうです。

静岡産業大学

・創部   1998年
・優勝回数 1回
・主なOB  大盛穂

特色

 
静岡産業大学は、静岡県藤枝市に本部を置く大学ですが、野球部員は磐田市のキャンパスに通学しています。この磐田キャンパスにはスポーツに関する学科があり、サッカー部などは全国的にも強豪として知られています。

リーグ戦では中位で終えることがほとんどですが、レギュラー部員の多くが静岡県内の高校出身で、より地元に密接している感じです。

2018年のドラフト会議では、大盛穂選手が育成1位で広島カープに指名され、大学初のプロ野球選手が誕生しました。入団1年目から2軍でチームトップの試合出場し、翌年の2020年からは支配下に登録されるなど期待の若手です。

この大盛選手のような存在は、そこまで強豪校出身というわけでもない後輩の選手たちにとって大きな刺激やモチベーション向上につながっていることは間違いありません。

また、2021年には大学にスポーツ科学部が設置されるなど、大学としてもスポーツに力を入れているようなので、野球部も今後、大きな躍進があるかもしれません。

東海大学海洋学部

・創部   1993年
・優勝回数 1回
・主なOB  藤井亮太、加藤廉

特色

東海大学海洋学部は、静岡市にキャンパスがあり、全国でも珍しい海洋学を学べる大学です。

首都大学野球連盟の東海大学本校の他に札幌学生野球連盟の東海大学札幌キャンパス、九州地区大学野球連盟の東海大学九州キャンパスなどと同様に、全国の東海大学の付属校から選手が入部しており、選手層を支えています。

日大国際関係学部が圧倒的な実績を残している静岡県リーグですが、静岡大等と並んでそれに次ぐ成績を収めています。そして、2019年春には悲願の東海王者にも初めて輝きました。

2020年のドラフト会議では、加藤廉選手が全体の最終となる育成12位でジャイアンツに指名され話題となりました。海洋学部としては2人目のプロ選手で、現役では初の指名となる快挙です。




歴代優勝校のご紹介

東海地区大学野球連盟の歴代の1部リーグ及び決勝大会の優勝校と各県リーグの歴代優勝校についてご紹介します。

年度(西暦)年度(和暦)春の優勝校秋の優勝校
1976年昭和51年不明不明
1977年昭和52年不明不明
1978年昭和53年不明不明
1979年昭和54年不明不明
1980年昭和55年静岡大不明
1981年昭和56年静岡大静岡大
1982年昭和57年三重大岐阜大
1983年昭和58年岐阜経済大岐阜大
1984年昭和59年不明静岡大
1985年昭和60年静岡大不明
1986年昭和61年三重大不明
1987年昭和62年岐阜経済大静岡大
1988年昭和63年朝日大静岡大
1989年平成元年三重大静岡大
1990年平成2年静岡大静岡大
1991年平成3年三重大朝日大
1992年平成4年朝日大朝日大
1993年平成5年朝日大朝日大
1994年平成6年松阪大松阪大
1995年平成7年朝日大松阪大
1996年平成8年松阪大朝日大
1997年平成9年松阪大松阪大
1998年平成10年松阪大松阪大
1999年平成11年松阪大松阪大
2000年平成12年松阪大松阪大
2001年平成13年岐阜聖徳学園大松阪大
2002年平成14年岐阜聖徳学園大岐阜聖徳学園大
2003年平成15年静岡産業大松阪大
2004年平成16年松阪大朝日大
2005年平成17年日大国際関係学部三重中京大
2006年平成18年日大国際関係学部日大国際関係学部
2007年平成19年中部学院大三重中京大
2008年平成20年三重中京大三重中京大
2009年平成21年東海大海洋学部中部学院大
2010年平成22年三重中京大三重中京大
2011年平成23年日大国際関係学部中部学院大
2012年平成24年三重中京大三重中京大
2013年平成25年中部学院大中部学院大
2014年平成26年静岡大中部学院大
2015年平成27年皇學館大中京学院大
2016年平成28年中京学院大中部学院大
2017年平成29年岐阜経済大中部学院大
2018年平成30年日大国際関係学部皇學館大
2019年令和元年中京学院大日大国際関係学部
2020年令和2年新型コロナの影響で中止中京学院大
2021年令和3年岐阜聖徳学園大
※1999年秋以降は各県リーグ上位校による決勝大会の優勝校

各県リーグ優勝校

年度(西暦)年度(和暦)春の優勝校秋の優勝校
静岡県岐阜県三重県静岡県岐阜県三重県
1999年平成11年浜松大朝日大松阪大
2000年平成12年浜松大朝日大松阪大静岡産業大岐阜聖徳学園大松阪大
2001年平成13年静岡大岐阜聖徳学園大松阪大浜松大岐阜聖徳学園大松阪大
2002年平成14年静岡大岐阜聖徳学園大松阪大日大国際関係学部岐阜聖徳学園大松阪大
2003年平成15年静岡産業大朝日大松阪大浜松大朝日大松阪大
2004年平成16年日大国際関係学部朝日大松阪大東海大海洋学部朝日大松阪大
2005年平成17年日大国際関係学部朝日大三重中京大東海大海洋学部岐阜聖徳学園大三重中京大
2006年平成18年日大国際関係学部岐阜聖徳学園大三重中京大日大国際関係学部岐阜聖徳学園大三重大
2007年平成19年日大国際関係学部中部学院大三重大日大国際関係学部中部学院大三重中京大
2008年平成20年東海大海洋学部中部学院大三重中京大日大国際関係学部朝日大三重中京大
2009年平成21年東海大海洋学部岐阜聖徳学園大三重中京大日大国際関係学部中部学院大三重中京大
2010年平成22年東海大海洋学部中部学院大三重中京大日大国際関係学部中部学院大三重中京大
2011年平成23年日大国際関係学部中部学院大三重中京大日大国際関係学部中部学院大三重中京大
2012年平成24年日大国際関係学部岐阜経済大三重中京大浜松大朝日大三重中京大
2013年平成25年日大国際関係学部中部学院大四日市大日大国際関係学部中部学院大四日市大
2014年平成26年静岡大中京学院大皇學館大日大国際関係学部朝日大鈴鹿国際大
2015年平成27年常葉大浜松キャンパス中京学院大皇學館大日大国際関係学部岐阜経済大四日市大
2016年平成28年日大国際関係学部中京学院大四日市大日大国際関係学部中部学院大四日市大
2017年平成29年日大国際関係学部岐阜経済大三重大日大国際関係学部中部学院大四日市大
2018年平成30年日大国際関係学部中部学院大四日市大日大国際関係学部中部学院大皇学館大
2019年令和元年東海大海洋学部中京学院大皇學館大日大国際関係学部中部学院大皇学館大
2020年令和2年新型コロナの影響で中止日大国際関係学部中部学院大皇学館大
2021年令和3年日大国際関係学部岐阜聖徳学園大皇学館大

リーグ戦の歴史や加盟校の数に対し、優勝経験校が多いのが特徴的です。




学校別優勝回数ランキング

続いて、学校別に優勝回数のランキングを紹介します。

順位学校名優勝回数(春・秋)
1位三重中京大※23回(10・13)
2位静岡大11回(5・6)
3位朝日大9回(4・5)
4位中部学院大8回(2・6)
5位日大国際関係学部6回(4・2)
6位岐阜聖徳学園大4回(3・1)
6位中京学院大4回(2・2)
6位三重大4回(4・0)
9位岐阜協立大3回(3・0)
10位岐阜大2回(0・2)
10位皇學館大2回(1・1)
12位静岡産業大1回(1・0)
12位東海大海洋学部1回(1・0)
〇判明分のみ(優勝校不明回数12回)
※連盟脱退済み

歴代優勝回数トップの三重中京大は残念ながら閉校となってしまい、加盟校の中で最多は国立大学である静岡大学となっています。

なお、優勝校が不明な年もあったため、優勝回数は判明分のみを記載しています。

各県リーグランキング

静岡県リーグ
順位学校名優勝回数(春・秋)
1位日大国際関係学部26回(11・15)
2位東海大海洋学部6回(4・2)
3位常葉大浜松キャンパス6回(2・4)
4位静岡大3回(3・0)
5位静岡産業大2回(1・1)
岐阜県リーグ
順位学校名優勝回数(春・秋)
1位中部学院大16回(6・10)
2位岐阜聖徳学園大10回(5・5)
2位朝日大10回(4・6)
4位中京学院大4回(4・0)
5位岐阜協立大3回(2・1)
三重県リーグ
順位学校名優勝回数(春・秋)
1位三重中京大※25回(12・13)
2位皇學館大7回(4・3)
2位四日市大7回(3・4)
4位三重大3回(2・1)
5位鈴鹿大1回(0・1)
※連盟脱退済み




2021年東海地区大学野球連盟の注目選手

東海地区大学野球連盟の空のリーグ戦で、私が注目している3選手をご紹介します。

井手駿選手

在籍校/学年  静岡大学/4年
身長/体重   182cm/78kg
投/打     右投げ右打ち   
ポジション   投手 
出身高校    高蔵寺高校 

井手選手は、最速148キロのプロ注目右腕です。高校時代には2年時から公式戦出場をしていましたが、最速は133キロで、目立った成績は残せませんでした。

静岡大学入学後は、1年秋からリリーフとしてリーグ戦デビューを果たすと、現在はエース格に成長しました。

野球部は静岡キャンパスで練習していますが、井手選手は浜松キャンパスに通っており、平日はチームを離れて少人数で練習しています。そんな中でも、月に一度、都内のパーソナルジムに通い、球速を15キロもアップさせました。

奪三振率は高めながらも、四死球も多く、課題はありますが、文武両道で伸びしろは充分です。プロを目指しているということで、社会人等を経由する可能性は高そうですが、今後に期待が持てる選手です。

秋田稜吾選手

在籍校/学年  中部学院大学/4年
身長/体重   180cm/85kg
投/打     右投げ右打ち  
ポジション   投手 
出身高校    東海大相模高校 

秋田選手は東海地区大学野球連盟でもトップの球速を誇るスピードボーラーです。高校時代は神奈川県の名門・東海大相模高校のエース格として活躍しましたが、甲子園出場はできませんでした。

岐阜県出身ということで、大学は地元の中部学院大学に進学しました。大学入学後も、1年秋からリーグ戦出場しており、現在まで安定した成績を残しています。

ストレートは最速150キロと、大学野球界でも屈指のスピードの本格派投手です。縦の変化球も良いものを持っており、もっと注目を集めてもいい存在なのですが、コロナの影響でその実力をお披露目する機会が少なくなっているのが残念です。

松山心選手

在籍校/学年  皇學館大学/1年
身長/体重   178cm/82kg
投/打     右投げ右打ち  
ポジション   投手 
出身高校    松阪商業高校

松山選手は、先天性の難聴を抱えており、小中と県立聾学校に通いながら野球を続けてきた異色の経歴を持っています。甲子園に出場したいという思いから、高校は松阪商業高校に進学しました。

生まれつき左耳は聞こえず、補聴器をつけた右耳でわずかに声を聞き取ります。そんなハンディキャップがありながら、高校時代にはすでに最速145キロを記録し、プロの注目を集めました。

さらに、12人しか選ばれない日本ろう硬式野球協会の日本代表にも選出されました。まだ1年生ということで、松山選手が今後どんな野球人生を送るのか追い続けたいです。




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