こんにちは、みっつです。
甲子園のアイドルからプロ野球のスター選手へ!
こんな野球の表街道を歩き続けた選手の代表が、原辰徳選手ではないでしょうか?
東海大相模高校時代には4回も甲子園に出場して、東海大学では『長嶋茂雄さんの再来』と言われ鳴り物入りで巨人に入団。プロでも大活躍し、甘いマスクでもあり絶大な人気を誇りました。
私から見ると、原選手ほど野球エリートという言葉が似合う選手がいません(^_^;)そんな原選手が巨人の現役選手時代につけていたのが、背番号8番です。
今回は、巨人の背番号8番について特集していきます。私は原選手が背番号8番としては最高だと思いますが、他にも素晴らしい選手がたくさんいます。そんな歴代の背番号8番をつけた全13選手と、独断と偏見で主な3選手の経歴をご紹介しますので、楽しみにしてくださいね!
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歴代の背番号8番を背負った選手をご紹介
まず、巨人の背番号8番をつけた、歴代の13選手をご紹介します。
年 度 | 年 数 | 球 団 名 | 選 手 名 |
---|---|---|---|
1935年 | 1年 | 大日本東京野球倶楽部 | 水原茂選手 |
1936年~1943年 | 8年 | 東京巨人軍 | 白石敏男選手 |
1944年~1945年 | 2年 | 東京巨人軍 | 空白 |
1946年 | 1年 | 東京巨人軍 | 三好圭選手 |
1947年~1949年 | 3年 | 読売ジャイアンツ | 田中資昭選手 |
1950年 | 1年 | 読売ジャイアンツ | 空白 |
1951年~1957年 | 7年 | 読売ジャイアンツ | 平井正明選手 (改名:平井三郎選手) |
1958年~1961年 | 4年 | 読売ジャイアンツ | 藤本伸選手 |
1962年~1964年 | 3年 | 読売ジャイアンツ | 坂崎一彦選手 |
1965年~1967年 | 3年 | 読売ジャイアンツ | 吉田勝豊選手 |
1968年~1980年 | 13年 | 読売ジャイアンツ | 高田繁選手 |
1981年~1995年 | 15年 | 読売ジャイアンツ | 原辰徳選手 |
1996年~2006年 | 11年 | 読売ジャイアンツ | 仁志敏久選手 |
2007年~2013年 | 7年 | 読売ジャイアンツ | 谷佳知選手 |
2014年~2017年 | 4年 | 読売ジャイアンツ | 片岡治大選手 |
2018年 | 1年 | 読売ジャイアンツ | 空白 |
2019年 | 読売ジャイアンツ | 丸佳浩選手 |
表を見てみると、1968年に高田繁選手までは10年以上つけた選手がいませんでしたね。高田選手からは10年を超えてつける選手が続いたのが特徴ですね。
背番号8番をつけて活躍した3選手
次に、巨人の背番号8番をつけて活躍した3名をピックアップし、経歴をご紹介します。あくまでも私の独断と偏見で決めさせて頂きましたので、ノークレームでお願いしますね(^_^;)
原辰徳選手
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出身地 福岡県大牟田市
投/打 右/右
プロ野球歴
読売ジャイアンツ(1981年~1995年)
タイトル 打点王1回、
表彰 新人王、年間MVP1回、ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞2回
最初にご紹介するのは、私の背番号8番のイチオシ、原辰徳選手です。原選手は高田選手の現役引退後に入団し、背番号8番を継承しました。
長距離を打てるスラッガーとして期待されていた原選手は、入団1年に目からチーム最多の22本塁打で優勝すると、新人王に輝きました。さらに、入団3年目には105打点をあげ打点王のタイトルを獲得し、年間MVPにも選ばれています。
名門読売ジャイアンツの4番打者としてプレッシャーのかかる中で、原選手は入団から12年連続で20本以上の本塁打を放つなど活躍をした選手です。その原選手は、「巨人の若大将」として、女性から絶大な人気のあった選手でもあります。
最初にご紹介しましたが、原選手は高校時代から実力とイケメンさで超人気者でした。ドラフトで選手が球団を指名する逆指名の制度がない時代に、希望した巨人に入団、タイトルこそ少ないものの4番バッターとして大活躍しました。
そして監督としても日本一になるなど、常に陽の当たるような場所で活躍してきたと言えますね。つくづく『持っている人』だなと思うのは、私だけでしょうか?(^_^;)
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高田繁選手
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出身地 大阪府大阪市
投/打 右/右
プロ野球歴
読売ジャイアンツ(1968年~1980年)
タイトル 盗塁王1回
表彰 新人王、ゴールデングラブ賞6回
次にご紹介するのは、巨人の9連覇に大きく貢献した、高田繁選手です。高田選手は巨人の黄金時代に、2番打者として王選手と長島選手につなぐ役割を果たした選手です。
1968年にドラフト1位で巨人に入団をした高田選手は、初年度、規定打席に未到達ながらも、3割以上の打率を残したことから、新人王のタイトルを獲得します。また、入団1年目に日本シリーズを経験した高田選手は、MVPに輝く活躍を見せました。
攻守走の3拍子が揃った高田選手は、入団当時こそ外野の守備についていましたが、その後、張本選手が移籍してきたことで、三塁へのコンバートを指示されます。
当時、外野手から内野手へのコンバートはとても珍しいことでしたが、三塁手としても名手と呼ばれるようになります。高田選手は、外野手で4回、内野手で2回のゴールデングラブ賞を受賞しました。
また、高田選手の逸話として、「高田ファール」があります。高田選手のバッティングフォームは、バットのヘッドが遠回りをして出てくる「ドアスイング」であったことから、レフト方向へのファールが多いことが要因です。
巨人の背番号7番の記事でご紹介した柴田選手は、赤い手袋をつける事で有名でした。それに対して、高田選手は青い手袋をつけて活躍した選手です。小学生だった私は、柴田選手の赤い手袋については『目立ちたいだけ』と厳しい見方でしたが、高田選手の青い手袋は
似合っていてかっこいい!!
などと思ったものです。ただ単に赤が嫌いで青が好きという事だったのですが(^_^;)
⇒巨人の背番号7番!歴代の7番の全選手とその傾向をご紹介!
楽天市場では他にも、高田選手のカード類が販売されていました。まだまだ人気がある証拠ですね!
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白石敏男(白石勝巳)選手
出身地 広島県広島市
投/打 右/右
プロ野球歴
東京巨人軍 (1936年~1943年)
パシフィック (1946年)
読売ジャイアンツ (1948年~1949年)
広島カープ (1950年~1956年)
タイトル ベストナイン1回
3人目にご紹介する選手は、正直言って迷いに迷いました。私と同じ茨城出身の仁志選手や、ヤワラちゃんのご主人である谷選手も候補だったのですが、日本プロ野球が出来た時に活躍した事が決め手となり白石敏男選手をご紹介しますね。
白石選手は巨人に1936年に入団し、出来たばかりの巨人だけでなく、日本プロ野球を支えた伝説の遊撃手です。
その白石選手の代名詞は、「逆シングル」で捕球する、華麗な守備でした。
当時の内野グランドは、とても劣悪な環境であったことから、打球がイレギュラーすることも多く、守備エラーも頻繁にありました。打球は両手で捕球するのが基本動作とされていた時代に、白石選手は果敢に逆シングルに挑んだのです。逆シングルを取り入れることで守備範囲が広くなった白石選手は、そのグラブさばきでファンを喜ばせました。
ちなみに、白石選手は広島カープの監督として指揮を執っていた際、圧倒的な強さを誇っていた巨人への対策として、王選手を抑えるために「王シフト」と呼ばれる戦法を考案したことでも有名です。現役時代の白石選手を知らない私にとって、王シフトの考案者である白石監督といったイメージですね。
当ブログでは、王シフトに関してご紹介している記事があります。よろしければご覧になってくださいね。
⇒王シフトってどんな感じ?誕生秘話や効果を徹底検証しました!
巨人の背番号8番の傾向とは?
2019年のシーズン開幕を迎える時点で、巨人の背番号8番を背負った選手は、合計で13名になります。日本プロ野球において背番号8番は長打力のある外野手がつける傾向にあります。
背番号6番が内野手に対し、背番号8番を外野手が多くつける傾向にあるのは、高校野球の背番号8番がセンター、つまり外野手がつける事が影響がしているようです。
その一方で、巨人の背番号8番は、内野手のイメージが強く、そしてスラッガーがつける傾向にあります。
巨人創生期に活躍し、内野の名手と呼ばれた白石選手を始めとして、数多くの内野手がいます。なかには、巨人V9時代に背番号8をつけた高田選手が、外野手ながら内野手にコンバートされた、珍しいケースもあります。
巨人の背番号8番をつけた選手を振り返ると、好成績を残した選手が多くいます。そのことから巨人の背番号8番は、選手が最も憧れる背番号でもあります。
最近はフリーエージェントを行使して加入した選手がつけていますが、もしかしたら背番号8番を用意するというのも殺し文句だったのかもしれませんね(笑)
2018年のオフにフリーエージェントを行使して巨人に移籍した丸選手は、背番号8番と24番を提示されたと言われています。8番を選んだ理由として、
「原監督が現役時代つけていて、闘志あるプレーでファンを元気づけていた。僕も1人でもファンのみなさんにガッツあふれるプレーを見ていただければと思っていたので、8番をお願いしますと」と説明した。
引用元:日刊スポーツ
となっています。純粋に巨人の背番号8番に憧れていたという気持ちもあると思いますが、もしかしたら監督に復帰した原さんに気を使ったのかもしれませんね!
読売ジャイアンツに関しての話題はこちらからどうぞ。
⇒読売ジャイアンツの話題
他にも野球に関する話題を多数お届けしています。
⇒野球に関する話題はこちらからどうぞ
背番号別の特徴に関しての話題を提供しています。
⇒背番号別の特徴
まとめ
今回は、巨人の背番号8番についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?外野手がつける傾向がある背番号8番ですが、巨人に関しては強打の内野手がつけていたケースが多い事がわかりましたね。
2019年からは、谷選手以来、6年ぶりの外野手である丸選手が背番号8番をつけています。巨人に移籍すると、プレッシャーからか力を発揮出来ない選手がいる中、それなりに力を発揮していますね。
広島カープファンであり丸選手のファンであった私にとっては、活躍して欲しい反面、広島戦では静かにしていて欲しいなどと願っています(^_^;)
最後までお読み頂き大感謝!みっつでした。